左手が舵の役目
右手が距離感

画像1: 左手が舵の役目 右手が距離感

続いてグリップも含めた握り方お話し。まずは彼の握りを見てみましょう。

画像2: 左手が舵の役目 右手が距離感

クロスハンドで両手の親指をグリップの真上に置いています。「両手はできるだけ間隔を詰めて握っています」(スピース)とのこと。

画像3: 左手が舵の役目 右手が距離感

なぜこの握り方にしているかは本人に解説してもらいましょう。

「実は僕、左利きなんですよ。ものを書くのは右手で、食事をするのは左手と言った具合に
両手が使えるんですけどね。ただしやっぱり左手のほうが強いから僕の中では『どうやって左手の悪さをするのを防ぐか』が課題でした。だからあえて左手を低い位置にして手を使わないようにしているんです。左手はあくまでフェース面のコントロールで舵取り役を担っています。逆に右手は左手のガイドに従ってタッチ(距離感)を合わせるだけです」とスピース。

左利きだったとは知らなかったですね(―_―)!!左手はターゲットに手を向けたらそのまま低く押すイメージで、右手でヘッドを加速させながら球を押してフォローで距離感を出すそうです。

画像: *イメージはビリヤードとのこと

*イメージはビリヤードとのこと

なるほどー。右手の強弱であの絶妙な距離感を出していたのか( 一一)ふむふむ、真似してみるか~♪

それと一つ付け加えておきたいのが「スーパーストローク」の存在です。このグリップに出合ったことでパットのフィーリングが劇的によくなったみたいです。

「2013年の夏のはじめにスーパーストロークを使い始めたんです。上部の平らな部分に両手の親指を乗せる握り方をしたら、左手のフィーリングが凄くよくなったんですよ!より両手の一体感が出せるようになってストロークが安定しました」とのこと。

画像4: 左手が舵の役目 右手が距離感

その後のジョンディアクラシックで初Vを飾ったのは記憶に新しいですよね。スピースの「左手を使いたくない」という思いとこのスーパーストロークがまさにピッタリはまったんでしょう。スピースにとってその出会いが大きな転機になり、今回のマスターズ優勝につながったのは間違いありませんね。

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