男子は太目、女子は細めが人気

画像1: 男子は太目、女子は細めが人気

太いグリップのスパストにも太さが3種類あって、一番細い1.0、それより太い2.0とさらに太い3.0があります。男子プロに多いのは一番太めの3.0。ジェイソン・ダフナーを始め多くのプロはこの太さを気に入って使っています。「1.0だと太グリップを使っている意味があまりないですよね」(塚田好宜)というのがその理由のようです。

一方で女子は細めの1.0が主流。今季好調の原江里菜や藤田光里などは1.0を愛用しています。またスパストで今季3賞を挙げている成田美寿々は少し太めの2.0をチョイスしています。「手の大きさで太さ違いを用意しているわけではないですが、自然と女子のほうが細め、男子が太めに棲み分けができていますね」(スーパーストローク・ツアー担当者)

画像2: 男子は太目、女子は細めが人気

また上の写真のようにグリップ上面がフラットで平らな「フラッツォウルトラ」もじわじわ人気を集めていて、ジョーダン・スピースやリー・ウェストウッドらが使っています。(ちなみにフラッツォはラバー製なので80㌘前後と重めにできているようです)あなたは、どの太さ、形状を選びますか?

アンカリング規制の救世主になるのか!?

画像: アンカリング規制の救世主になるのか!?

先日シニアツアーに取材に行ってびっくりしたのが、スパストを使うプロの多いこと、多いこと。中嶋常幸プロや水巻義典プロ、加瀬秀樹プロなど長尺パターを使っていたプロがこぞって長尺を捨てて、スパストつきのパターにチェンジしていたんです。

なぜスーパーストロークに変えたんですか?と中嶋プロに質問したところ「いやぁ、それは話せば長くなる大きなテーマだから、簡単には話せないよ。長尺規制に向けて、いろいろとこっちも考えてるからね。また今度じっくり話すよ」と、その理由はうかがえませんでしたが、苦慮の末の決断だったというのは感じました。

水巻プロも加瀬プロも、「このグリップならいける」と確信が持てた様子。特に加瀬プロは“スパスト”が大のお気に入りにで、「2016年に向けて短尺を試しているんだけど、この太さのグリップなら手が余計なことをしないからいいよね。正直アンカリング規制に対してどうしようか悩んでいたけど、このグリップのおかげで助かったよ」とご満悦。

加瀬プロの影響を受けてから芹澤信雄プロもスパストにチェンジ。ジャンボ尾崎も試しているというから、こりゃ“スパストブーム”はまだまだ続きそうだね。僕も自分のエースパターに“スパスト”を差してみようかなっ!(^^)!なんでもオバマ大統領もスパストらしいですよ(―_―)!!写真/有原裕晶

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