月刊ゴルフダイジェスト10月号
美食ゴルファー養成講座で紹介した『どぜう』

旬の食を追いかける江戸っ子らしい伝統的メニューは残念ながら、今や4軒の専門店を残すのみ。

画像1: 月刊ゴルフダイジェスト10月号 美食ゴルファー養成講座で紹介した『どぜう』

つくばエクスプレス「浅草駅」からすぐ。『飯田屋』は、明治35年の創業以来、どぜう一筋で江戸っ子たちの胃を満たしてきたお店です。

画像2: 月刊ゴルフダイジェスト10月号 美食ゴルファー養成講座で紹介した『どぜう』

1800年代初頭に生まれたと言われる「どぜう鍋」は、もともとはお酒を飲ませたどじょうを丸ごと煮た“まる”で供されていたよう。現在も「ツウは“まる”」という認識が、この界隈では定番だそうです。

撮影前夜、ロケハンと称しこの“まる”を食べに行って来ました。尻尾を箸でつまみチュルンとドジョウを一気に吸うと……色んなモノを食べてきたと自負していた私でしたが、、、ちょっとコレは上級者向きですね…。

画像3: 月刊ゴルフダイジェスト10月号 美食ゴルファー養成講座で紹介した『どぜう』

撮影日は気を取り直し、“ぬき”と呼ばれる頭を落とし、骨を抜いた方で。「5分くらいで食べ頃になりますからね~」言われるがままに、グツグツ煮立つ鍋を覗いてみると…割り下の香りがたまりません。江戸の街でどぜう鍋が流行した理由は、「早く食べられる」というのが、短気な江戸っ子たちに受け入れられたんでしょうね。

画像4: 月刊ゴルフダイジェスト10月号 美食ゴルファー養成講座で紹介した『どぜう』

撮影終了後、ちょっと物足りないので「どぜうの唐揚げ」を頼んでみました。ささがきされたゴボウの素揚げと一緒に食べると泥臭さなんて皆無。むしろ後を引く独特な風味にやられます仕事じゃなかったら「日本酒!」って叫んでたでしょう…。。

画像5: 月刊ゴルフダイジェスト10月号 美食ゴルファー養成講座で紹介した『どぜう』

ちなみに飯田屋さんにはどぜう以外に「なまず料理」があります。ただ……ナマズ釣り師の私としては…ちょっとあのキュートな顔を食べるのに抵抗が……。余談ですが、ナマズ釣りは夜釣りが定番で、真っ暗闇の中、「ボフッ!!」というナマズの捕食音に、これまた病み付きになります(笑)。

This article is a sponsored article by
''.