2000年に 誕生したゼクシオ。2015年12月のモデルチェンジで9代目となった

ざっとゼクシ オ9代の進化を辿ってみましょう。初代ゼクシオは当時の怪物ブランド「ビッグバーサ」の継承モデルとして誕生。1999年に住友ゴム工業 (現ダンロップ)とキャロウェイとの提携契約が切れ、住友ゴムとキャロウェイは独自の道を歩むことになった。ビッグバーサを失った住友ゴ ムは、それに代わるブランドが必要となった。

住友ゴムは ビッグバーサに代わるブランド「XXIO」を誕生させた。今では誰もが読める「XXIO」だが、当時は読み方がわからず、「チョメチョ メ・アイ・オウ」「エックスエックス・アイ・オウ」などと呼んでしまう人もいた。そんなスタートだった初代ゼクシオは、あっという間に人気 モデルとなった。「ビッグバーサよりもやさしく、そして飛ばなければゼクシオではない」。開発チームの努力の結晶は、ゴルファーに受け入れられた。

初代ゼクシオ はビッグバーサの流れを壊さず、ショートネックを採用し、ヘッド上部のクラウンにもビッグバーサの象徴だった「打点マーク」を入れた。ゼ クシオを見たゴルファーは「ビッグバーサと同じじゃないか」と言いつつも、その飛びの虜になっていった。

2代目は「高反発フェース」が激化する中で登場。すでに初代でブランドが確立したゼクシオは2代目で勢力をさらに広めた。初代は46インチの長尺だっ たが、2代目は45インチ。短くなったにもかかわらず「ゼクシオは飛ぶ」と評判は高まった。この頃から各社のゼクシオ研究もスタート。「ヘッドもいいが、ゼクシオの良さはシャフトではないか」と考えられた。

シャフトに関 しては各社血まなこに研究が進んでいるが、自社開発のオリジナル「MP」シャフトは9代目になっても「本当の実態」が明らかにされていな い、ゼクシオの七不思議のひとつである。

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