年20ラウンドのチャンピオン

アマチュアゴルフの優勝者のゴルフに迫る「チャンピオンズシートへようこそ」今回のチャンピオンは2015年東京都社会人アマチュア優勝の三上哲人さんです。

三上さんのドライバーショット

三上さんの250Yドライバーショット
長尺46.75インチのドライバーを力まずに振り抜く三上さん。「フラットな軌道でクラブに任せて振ると遠心力を最大限に活かせてスウィングプレーンがきれいな一つの面になって曲がらないんです。右足のかかとが早く上がるのが悪いクセなのでいつも意識しています」

画像: 長尺46.75インチのドライバーを力まずに振り抜く三上さん「フラットな軌道でクラブに任せて振ると遠心力を最大に活かせてスウィングプレーンがきれいな一つの面になって曲がらないんです」

長尺46.75インチのドライバーを力まずに振り抜く三上さん「フラットな軌道でクラブに任せて振ると遠心力を最大に活かせてスウィングプレーンがきれいな一つの面になって曲がらないんです」

長いクラブはゆったり振れば曲がらない

「長尺は曲がると思っていませんか? 長尺はスウィングプレーンがよくなるんですよ」と三上さん。スウィングに対する考え方も至ってシンプルだ。「ボクが考えているのは、オンプレーンで振るというひとつのことだけです。プレーンから外れなければ、大きく曲がることはありません。ボクは普通のサラリーマンで、練習の時間もラウンド数も限られています。だから感覚が必要な”我流スウィング”は排除したいんです。目指しているのは基本に忠実で、再現性の高いシステマティックなスウィング」

三上さんは長尺のドライバーを使用しているが、それは飛ばすためではなく、シンプルなスウィングを取得するためだという。「長尺はゆっくり振らないといけないから、打ち急ぎのミスを防げるし、オンプレーンを意識しやすいんです。使っているだけで自然とスウィング磨かれるんです」

画像: アドレス時のシャフトの角度を変えないように体を使ってバックスウィング。インパクトではグリップエンドがへそを向く。トップで左腕とシャフトが肩のラインと平行ならフィニッシュも肩のラインと平行に収める。これが三上さんの理想のオンプレーン」

アドレス時のシャフトの角度を変えないように体を使ってバックスウィング。インパクトではグリップエンドがへそを向く。トップで左腕とシャフトが肩のラインと平行ならフィニッシュも肩のラインと平行に収める。これが三上さんの理想のオンプレーン」

ウッドだと番手が変わっても同じインパクト

ドライバーにフェアウェイウッドを3本、UTを2本というのが、三上さんのセッティング。もちろん5番以下のアイアンも打てるのだが「打出しが低くて、スピン量も少ないから、グリーンで止まってくれない。止めるには別のスウィングが必要になるからゴルフが難しくなってしまいます。UTは細工をしなくても、楽に上がってくれるから、スウィングが崩れる心配もないんです」

チャンピオンのクラブセッティング

DR フォーティーン    ゲロンD CT214 10.5度
3W 5W 7W      サイブ FC614 15度 18度 21度
4UT 5UT        タイトリスト 915H 24度 27度
6I~PW          ミズノ MP55
AW SW         グラインドスタジオ CB 52度 58度

DR 3W 5W 7W 3UT 4UT アイアン5-PW

月刊ゴルフダイジェスト 6月号「チャンピオンズシートへようこそ」にて掲載

This article is a sponsored article by
''.