前が詰まってセカンドショットで待ちが発生。さっきまでいい流れできていたけど、いったん間が空くと、あれ? チョロ……。そんなの僕らアマチュアだけだと思っていたけど、プロたちもそんな経験あるの? 特に寒くて体が冷えやすいこの冬。どうしたらいいのかプロたちに聞いてみた。

写真はプロたちの間で”待ちチョロ発生多発地帯”として有名(?)な太平洋クラブ御殿場コースの18番ホール。前の組が終わるまで打てない時、プロだって待ちチョロの危険にさらされている!

どうしてグリーンが空くまで待った後に打つと、チョロしたりダフったり大きなミスしてしまうんだろう? プロに待ちチョロ対策を聞いてみました。

待った後で深呼吸

「やっぱり、待っている間に気持ちも体も打ち急ぐのが一番よくないよね。グリーンが空いて自分の順番がきたら、一度大きく深呼吸して体も気持ちも一度リセット。そこからいつものルーティンに入ってから打つようにしてますよ」と芹澤信雄プロ。

打ち急がないで、気持ちを落ち着かせてからアドレスに入ることがポイント。

深呼吸しながら待つのではなくて、前の組が終わってから深呼吸することでリセットするのが大事だという。

絶対に座って待ってちゃダメ!

「体を動かしてスイッチを入れたままにしておく。座って待つと体が固まって思わぬミスが出ます」と今野康晴プロ。ストレッチで体を動かして待ってみよう。

今野プロは股関節回りの筋肉を動かして固まらないようにしている。冷えても固くなるので注意しよう。

ルーティンをやり直す

「待ってる間にひと通りセットアップしたら、一度クラブをバッグに戻してやり直す」とは武藤俊憲プロ。距離や状況を考えてクラブを決めたら、一度セットアップして構えてみる。

そのあとクラブをキャディバックに戻して、グリーンが空いたらもう一度最初からルーティンからやり直していつも通りに打つようにする。


片山晋呉プロは左打ちの素振り

ツアーの帯同トレーナーとしても活躍した皆川果澄トレーナーに聞いてみた。

「待ちチョロはいつものスウィングより前傾姿勢が保てずに伸びあがる方が大半です。大きな筋群をストレッチして、動きをよくしておくのがポイントですよ」

画像: 片山晋呉プロは左打ちの素振り

特に冬は体が冷えやすい。そんな時こそこのプロたちの言葉を思い出して、早速次のゴルフでやってみよう!

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