日本アマチュア界の至宝・中部銀次郎が生まれ育った下関は、山陽道と山陰道の合流地点にあたり、関門海峡にも面していることから、古くから陸だけでなく、海の交通の要衝であり続ける街として知られます。

画像1: 本州最西端の港町・下関紀行【後編・駅南で味わう釜山の味】

そんな土地柄もあって、過去には物騒な逸話もあったようです。下関ゴルフ倶楽部のある八が浜は、その昔、遣唐使がここから渡った地。1番ホールには蒙古襲来に備え、北九州周辺の沿岸一帯に築かれた防塁「元寇防塁」も残っています。ちなみに防塁を築くに至った出来事が、グリーン裏の松の木下で紹介されています。

画像2: 本州最西端の港町・下関紀行【後編・駅南で味わう釜山の味】

「建治元年、降伏の勧告に渡来した元の国使一行45名が全員斬首され、この松の木の下へ埋められた」…いわゆる「首塚」ですが、ここへはあまり打ち込みたくありませんね…。
これに憤慨した元首忽比烈が大軍を率い来冠、1000艘近い大軍を防いだのが上に紹介した元寇防塁ということです。

物々しい話から始まってしまいましたが、昔から北九州を中心としたこの一帯は、地域レベルで中国や韓国との交流が頻繁にあり、現在にいたっています。

画像3: 本州最西端の港町・下関紀行【後編・駅南で味わう釜山の味】

写真は下関駅の南に広がる商店街「グリーンモール」入口の門。戦前あった日韓のフェリー路線が戦後復活し、現在、国内唯一の定期運航船が下関港より発着するようになったということもあり、一大コリアンタウンが形成されました。

画像4: 本州最西端の港町・下関紀行【後編・駅南で味わう釜山の味】

路地好きとしては、奥へ行かずにいられない。門をくぐり数分奥へ。いい感じの街並みになってきましたね。その中で、ひときわ目を引いた1軒に入ってみます。

画像: 釜山食堂 山口県下関市竹崎町2-13-16 釜山の下町にあるような食堂が再現された、ちょっとオシャレで綺麗な食堂。

釜山食堂 山口県下関市竹崎町2-13-16 釜山の下町にあるような食堂が再現された、ちょっとオシャレで綺麗な食堂。

ガララっと戸を開けると、Kポップ流れる綺麗な店内には若い女性がいっぱい。韓流ブームの影響なのか、どこかおしゃれで綺麗です。

画像5: 本州最西端の港町・下関紀行【後編・駅南で味わう釜山の味】

韓国料理の定番「サムギョプサル」をオーダー。ちなみにサムは数字の3、ギョプは「層」、サルは肉の意味。いわゆる三枚肉(バラ肉)ですね。簡単に言えばばら肉の焼肉ですが、脂を落としながら焼くので、見た感じよりも全然サッパリしているのです。

画像6: 本州最西端の港町・下関紀行【後編・駅南で味わう釜山の味】

サムギョプサルと言えば、目の前でお肉を店員さんがチョキチョキしてくれる光景です。毎回そうなるわけですが、次第に我慢できない香りが辺りに漂い……店員さんが切り分けてくれるのを「今か今か」と待ちながらサンチェを握りしめる担当。

画像7: 本州最西端の港町・下関紀行【後編・駅南で味わう釜山の味】

サンチェの上に切り分けられた肉を2切れ。白菜キムチを乗せ、豆もやしに辛みそをちょこっとつけてくるむ。…たまりません。ちょっと薄めでさっぱりした韓国ビール「カス」を間に入れると、あっという間に鉄板が空になり、「肉2枚追加ね~!」

ラウンド前夜かプレーを楽しんだ後に、ぜひ味わいたい下関グルメ。フグや唐戸市場の新鮮な魚介も良いですが、一度行くと病み付きになること間違いなしです。

ちなみに下関近くの人気コースといえば、ジャック・ニクラス設計の「下関ゴールデンGC」。戦略性あふれる設計もさることながら、起伏に富んだ1000㎡の巨大ベントグリーンは圧巻。気を抜いたら3パットどころか4パットの危険性までありますのでご注意を…。

画像: 下関ゴールデンゴルフクラブ 山口県下関市大字吉田地方字駒くらべ1909-2 0832-82-2311

下関ゴールデンゴルフクラブ 山口県下関市大字吉田地方字駒くらべ1909-2 0832-82-2311

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