月刊ゴルフダイジェスト9月号では、年に1度の名物企画である「D-1グランプリ」を掲載します。そこで、過去の大会をプレーバック!今回紹介するのは、2014年大会。この年は「重心深度」に関心が集まった大会でした。

各メーカー、上級者好みのドライバーが多くエントリーしました。前評判では、"叩ける”モデルが勝つのではないかという予想でしたが、結果は・・・

画像1: 【動画】「D-1グランプリ」プレーバック!”深重心”と”浅重心”が注目された2014年大会

全72モデルの中から予選を勝ち抜いてきた16本は以下のモデル。

ツアーステージ・ XドライブGR
グローブランド・オノフタイプ-S
ピン・i25
ミズノ・MPクラフト513(9.5P)
タイトリスト・913D3
テーラーメイド・SLDR
ホンマ・TW717 430
キャロウェイ・X2ホット
マルマン・ゼータタイプ-713
キャロウェイ・ビッグバーサアルファ
スリクソン・Z725
ナイキ・VR_Sコバ―ト2.0
フォーティーン・ゲロンティ―
ヤマハ・リミックス01
ロイヤルコレクション BBD 106V
プロギア・エッグワン

ベスト16の中でピックアップするのは、「ヤマハ・リミックス01」対「キャロウェイ・ビッグバーサアルファ」の試合

”浅重心”のポテンシャルを再認識させられた勝負

画像: ”浅重心”のポテンシャルを再認識させられた勝負

2本とも浅重心ヘッドのドライバーということで注目された対決。結果は、「ヤマハ・リミックス01」が259.3ヤード(試打した3名の平均飛距離)を記録し、251.3ヤードを記録した「キャロウェイ・ビッグバーサアルファ」を退けた。

勝因は、「ヤマハ・リミックス01」の方が、軽く、アベレージゴルファーにも使いやすかったこと。1発の飛びでは「ビッグバーサアルファ」に分があったが、平均距離では「リミックス01」に敵わなかった。

ベスト8に残ったクラブは

ピン・i25
タイトリスト・913D3
テーラーメイド・SLDR
ホンマ・TW717 430
フォーティーン・ゲロンティ―
ヤマハ・リミックス01
ロイヤルコレクション BBD 106V
プロギア・エッグワン

ベスト8の中でピックアップする戦いは、「ピン・i25」対「タイトリスト・913D3」。

外ブラ アスリートモデル対決

画像: 外ブラ アスリートモデル対決

「913D3」は、前年の準優勝ドライバーというだけあって、実力は十分。対する「i25」は、ヘッド重量315gの極重で、重心距離45.5mmの極長という"特徴あふれる"ドライバーで注目された。

"深重心"対決となったこの試合。結果は、「913D3」が246.6ヤードを記録したが、「i25」は255.0ヤードを記録。「i25」のロースピン性能によるビッグキャリーで「913D3」を撃破した。

ベスト4に残ったクラブを”重心深度”に注目して、ご紹介

決勝は「浅重心」対「深重心」の対決に

画像: イラスト/山崎杉夫

イラスト/山崎杉夫

決勝戦は、”浅重心”の「テーラーメイド・SLDR」と”深重心”「プロギア・エッグワン」の対決になりました。

「SLDR」は浅重心とハイロフトによる”弾丸ストレート”でライバルたちを撃破してきました。対する「エッグワン」は、”超”深重心ヘッドとストロングロフトという「SLDR」とは真逆の特徴でここまで勝ち進んできました。結果は・・・

画像1: 決勝は「浅重心」対「深重心」の対決に

「SLDR」が281.4ヤードを記録したのに対して、「エッグワン」は279.9ヤード。その差わずか1.5ヤードという大接戦を制したのは「SLDR」でした。落ち際の伸びとランが「エッグワン」よりもわずかに勝っていたのが勝因でした。

画像2: 決勝は「浅重心」対「深重心」の対決に

この年以降、ハイロフトのドライバーがひとつのトレンドとなりました。「SLDR」がひとつの歴史を作った大会となりました。

この模様は動画でもご覧いただけます!

画像: ぶっ飛びドライバー今年はコレだ!『D-1グランプリ2014』 www.youtube.com

ぶっ飛びドライバー今年はコレだ!『D-1グランプリ2014』

www.youtube.com

過去の「D-1グランプリ」は ↓↓

This article is a sponsored article by
''.