「プロの技 完全相伝」では、後世に継承したい卓越したプロの技術をご紹介します。

先日、オリンピックで男女ゴルフのヘッドコーチを務める丸山茂樹プロがリオへ出国しました。

以前「プロの技 完全相伝」では、丸山プロのパンチショットをご紹介しました。その時はパンチショットの基本をレッスンしてもらいました。

その内容は↓↓↓

今回は、その応用編(^.^)

風に影響されやすいフィールドでは、強い武器となるパンチショット。丸山プロは“風の国”アメリカで戦うために様々なパンチショットを打ち分けていました。

基本編に比べると難しい内容となっていますが、挑戦してみてはいかがでしょうか。

ボール位置にしたってひとつじゃない

画像: 丸山プロは7つのボール位置でパンチショットを打ち分けていた

丸山プロは7つのボール位置でパンチショットを打ち分けていた

「ボールを右に置いて上からバチンと打つのがパンチショットだと思っている人がいるけど、それは間違いです」(丸山プロ)と言うように、ボールの位置に応じたスウィングをすることが大事とのこと。

様々なボール位置でも上手く打てるコツとは?

ポイント1 中に入れるほど、フェースを閉じる

画像: フェース向きの度合いは経験によって身につけよう

フェース向きの度合いは経験によって身につけよう

ヘッドの通り道が軸を中心とした円軌道なら、右寄り(中に入った)のボール位置では、まだフェースが開いていることになります。丸山プロはフェースを閉じて調整しています。その度合いは打ちながら調整しましょう。

ポイント2 腰のキレが何より大切

パンチショットを打つときに一番大事なのは、腰のキレ。特にボール位置を右に置いた場合は、素早く腰が切れていないと、インパクトで詰まってしまいます。パンチショットの場合は、トップがコンパクトになるからスウィングの「間」が取りづらいのです。

「切り返しからの体重移動と、腰を切る動作を同時にする」のがポイント。だからといって、あわててスウィングするのはよくないので、バックスウィングはゆっくりと行いましょう。

ポイント3 クラブは体の正面で操作する

画像: 左脇が空いてしまうと、ボールは狙った場所、高さに飛ばない

左脇が空いてしまうと、ボールは狙った場所、高さに飛ばない

体の正面でインパクトすることはパンチショット、スウィングの基本です。今回の“応用”パンチショットでもそれは同じ。特に様々なボール位置で打つ場合は、“合わせた”スウィングとなり、体の正面から外れてしまう危険があるのです。体の回転を優先させて、正面でインパクトすることを心がけましょう。

丸山プロのパンチショット

今回丸山プロが教えてくれたことを参考に、練習場で試してみてはいかがですか。

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