ローリー・マキロイやタイガー・ウッズ、遡ればグレッグ・ノーマンに至る飛ばし屋たちのスウィングに共通することがあります。それはインパクトの直前の一瞬だけ、手元側にブレーキをかける動作。いわゆる「引き」と呼ばれるものです。

この「引き」の動作について、“飛ばしのスペシャリスト”吉田一尊プロが話してくれましたので、ご紹介します。

画像: 吉田一尊プロ ドラコン日本選手権で度々入賞する腕前。「飛ばし」には定評がある

吉田一尊プロ
ドラコン日本選手権で度々入賞する腕前。「飛ばし」には定評がある

「引き」の動作は下半身がカギを握る

「引き」の方法について

「引き」の動作は、手や上半身の動きでやるよりも、下半身の動き主導で行われるべきだと思います。なぜなら、ヘッドが最下点を通過する前に、手元側にブレーキをかけておくというのがまずは必要なことで、これにはどうしても下半身の力が必要です。加速しているものを止めるわけですから、たくさんのエネルギーを要する。そのとき下半身の力を使わないと間に合わないのです。(吉田プロ)

下半身を止める動きはプロによって様々

下半身でブレーキをかけるやり方は、例えば右ひざを使うやり方があります。ダウンスウィングでは、普通右ひざが前に出るのですが、これをインパクト直前にキュッとヒザを伸ばして引っ込める。ローリー・マキロイは、この方法で下半身を止めて、ヘッドを走らせています。

他にも、ダスティン・ジョンソンなんかは、両ひざの動きが、インパクト直前で一瞬止まりますし、グレッグ・ノーマンは、右足をズルッと後ろに引くことで下半身を止めています。

やり方は違っていても、プロの場合は例外なく左足が強く踏み込まれています。松山英樹プロやアダム・スコットのスウィングを見ると、左足を強く踏み込むことで下半身にブレーキをかけて、そこから左足を伸ばすことで、さらに「引き」の動作を入れているのが分かります。特にタイガーはその勢いが強く、ジャンプしているかのように見えます。

飛ばすために必要な「引き」の動作。下半身の強さに相当な自信がある人は、実践してみてはいかがでしょうか。

※月刊ゴルフダイジェスト2015年4月号より

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