ヘッドを低く上げれば、低い位置に下りてくる

高打ち出し、低スピンで「ドローン」と飛ぶ放物線弾道。この弾道の打ち方について、レギュラーツアーで優勝経験のある河野晃一郎プロに聞いてみました。

画像: 河野晃一郎プロ 大学卒業後、アメリカのミニツアーで4年間武者修行。2011年に「マイナビABC」で初優勝を遂げる

河野晃一郎プロ
大学卒業後、アメリカのミニツアーで4年間武者修行。2011年に「マイナビABC」で初優勝を遂げる

フェースの上めで当てることと並んで、横から球をとらえることも大事だというが、僕らスライサーは、どうしても上から打ち込みがちだ。どうすればレベルなインパクトができるのだろうか。

「上から打ち込んでしまうアマチュアを見ていると、テークバックから鋭角に動きます。クラブは、上げたときと同じように下りてきますから、まずはヘッドを低い位置に上げるテークバックを身につけたいですね」

テークバックでヘッドを急に持ち上げている意識はないんですが・・・どうすれば直りますか?

「テークバックでヘッドが右足前に来るまでは、地面をズルズルっと引きずるくらいの感覚でいいと思いますよ。スウィング自体、少し体を揺さぶるような感じを持ってもいいかもしれませんね」

なるほど、やってみます。

「それから、ダウンスウィングでクラブをちゃんとリリースできてないと、レベルには打てません。右足前にあるボールを打つくらいのつもりで振ると、ヘッドは横から低く入ります。少し横振りのイメージでフォローを低く出す感覚を持つといいですよ」

右足前までヘッドを引きずるように始動

画像: 右足前までヘッドを引きずるように始動

ゆるやかな入射角でレベルブローで球をとらえるには、テークバックの始動からヘッドを低くゆるやかな軌道で動かすことが大事。右足前までヘッドを地面に引きずりながらテークバックしてみよう

ヘッドを跳ね上げたら入射角も急角度になる

画像: ヘッドを跳ね上げたら入射角も急角度になる

テークバックの始動でヘッドを跳ね上げるように鋭角に上げてしまうと、ダウンスウィングも鋭角に下りてきやすい

ポイント1
ヘッドを置いたまま手から始動する感じ

画像: ポイント1 ヘッドを置いたまま手から始動する感じ

″ズルズル″テークバックするには、ヘッドをアドレスの位置に置いたまま、手元と体が先に始動するような感覚を持つとよい

ポイント2
体を揺さぶるようにスウィングしよう

体を左右に揺さぶるイメージでスウィングすると、スウィング軌道が横に長い楕円になり、長いインパクトゾーンを作りやすい

ポイント3
両脚の外側にカベを意識しよう

左右に揺さぶる意識でスウィングする際、体が左右に流れすぎるとスウェイする。両脚の外側にカベを意識し、その幅の中で動こう

レベルブローには″リリース″が大事
右太もも前の球を打つイメージで振ろう

画像1: レベルブローには″リリース″が大事 右太もも前の球を打つイメージで振ろう

ボールを横からとらえるには、インパクトで手首をきちんとリリースできていることが大事。右足前にあるボールを打つくらいの感覚でスウィングすると、インパクトでヘッドがちょうど戻ってくる

画像2: レベルブローには″リリース″が大事 右太もも前の球を打つイメージで振ろう

ポイント1
インパクトゾーンは低く長く出す

画像: ポイント1 インパクトゾーンは低く長く出す

低い位置からヘッドを入れて横からボールをとらえたら、フォローも低く長く出し、長いインパクトゾーンでスウィングしたい

ポイント2
右腕の伸びた大きなフォロー

画像: ポイント2 右腕の伸びた大きなフォロー

フォローはヘッドを遠く目標方向に出していく。左ひじは少し引けてもいいので、右腕を伸ばして大きなスウィングアークを作ろう

ポイント3
フラットな軌道で横振りしよう

画像: ポイント3 フラットな軌道で横振りしよう

レベルな軌道でスウィングするには、横振りのイメージがいい。フォロー、フィニッシュは低く抑え、フラットな軌道を意識しよう

なるほど、テークバックの始動からヘッドを低くゆるやかな軌道で動かすことが大事なんですね。河野プロが教えてくれたコツを参考に、皆さんも練習してみてはいかがでしょうか。

2015年月刊ゴルフダイジェスト7月号出典
撮影/渡部義一

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