他にあって軽井沢ゴルフ倶楽部にないもの。それは例えばバックティです。フロントティとレギュラーティだけで、軽井沢にはバックティがありません。このコースは、メンバーが親睦をするためのコースであって、プロの競技をする場ではないからです。

画像1: 【目指せゴルフの雑学王】紳士淑女のクラブライフ“軽井沢ゴルフ倶楽部”VOL.1

昭和7年規定の倶楽部規則第2条には、倶楽部の目的は「会員ノゴルフ練習ニ供シ」とあり「競技」ではありません。従ってあらゆるゴルフ競技団体(たとえば日本ゴルフ協会にも)に加盟していません。

残念ながら昭和57年(1982年)改正で「会員ノゴルフ競技ニ供シ」と変更されますが、その後も白洲次郎元理事長は「競技は平日に行い、日曜には会員、家族がおおらかにゴルフを楽しめ」と書いています。

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軽井沢ゴルフ倶楽部にあって他の名門倶楽部にないもの。その最たるものは南ヶ丘の新コース建設に際して宣言された「発起人8名の誓約」ではないでしょうか。その精神が受け継がれて、日本随一のプライベートクラブにしていると思われます。

軽井沢ゴルフ倶楽部を訪ねると、そこには不思議な静謐感があります。声高に話す人も、小走りになる人もいません。一人ひとりが、ゴルフを楽しむという同じ価値観ならば、声高になることも、先を争って小走りになる必要もないわけです。

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人は名門倶楽部にそういうTPOを楽しみに来るのではないでしょうか。

2007年ゴルフダイジェスト社刊
田野辺薫「一度は回りたいニッポンの名コース」より

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