人気と実力、そして高いファッションセンスでお茶の間の視線を釘付けにした名プレーヤー、アーノルド・パーマー。その類まれなお洒落へのこだわりは年齢を重ねても実力とともに衰えることはなかった。そこで今回は79年以降の往年のパーマースタイルをキャッチアップする。ぜひ参考にしていただきたい。

画像: '79年のマスターズにて

'79年のマスターズにて

もはやトレードマークになっている傘もさることながら、ニットベスト+ポロシャツのコーディネートが抜群にお洒落。ポイントはベスト。長すぎず短すぎずの絶妙な丈感と、スッキリしているのに上品さも加わった適度なサイズ感がお洒落。黄色のシャツにグレーニットが合うことを知っているからこそできる着こなしだ。あえてボトムに黒を用いて締めているのも計算づく。

画像: '80年の全米プロシニアにて。

'80年の全米プロシニアにて。

この着こなしこそパーマーの真骨頂。脇や腕周りのダボつきが一切ない、計算されたサイズ感のロングポロに白のノータックパンツがスッキリ上品な印象。腕を捲ってこなれた雰囲気に仕上げているのもテクニックと言える。焼けた肌に赤のロンポロは違和感なく似合う。こちらはぜひ真似をしていただきたい着こなしだ。

画像: '82年の全英オープンにて。

'82年の全英オープンにて。

ハットもさることながら、淡色ブルーのニットカーディガンにネイビーパンツの合わせが上品。ポロシャツとニットカーデの間にVネックニットを挟んでいるのも計算づく。前身はシンプルかつ品のいいコーディネートだからこそ、派手色のハットが活きているのが分かる

画像: '91年富士電機グランドスラムにて。

'91年富士電機グランドスラムにて。

ロングポロの襟を立たせているテクニックがさすが。シャツ、ベストともに一切ダボつきのないサイズ感はお洒落を知り尽くしたパーマーならでは。上品な色合わせも落ち着きを感じさせてくれる。

いかがだっただろうか。若かりし頃はもちろん、歳を重ねてもお洒落に気を使う姿勢こそがスタープレーヤーたる所以。ゴルフはプレーのみならずお洒落を楽しむ場でもあることをアーノルド・パーマーを教えてくれているような気がしてならない。

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