当然できていると思っていても、実はできていなかったということがゴルフにはある。たとえばグリップの握り方は最たるものだ。「アマチュアの多くは正しく握れていない」と語るのは、4年連続で国内シニア賞金王になったこともある高橋勝成プロ。マッチプレーの鬼に「グリップの重要性」を教えてもらった。

しっかり「握る」からこそ鈍感な左手を使いこなせる

「僕はグリップでも特に左手を重要視しているんです。なぜなら右手は利き手な場合が多く、器用に握ることができますが、左手はそうはいかない。ちゃんと意識しないと、握れないのです」(高橋勝成プロ、以下同)。

「『握る』とは、指の関節ひとつひとつを曲げて対象物を握り込むこと。まずは、小指からひとつひとつ曲げていく練習を行いましょう。きちんと『握る』ことができれば、小指1本だけでもクラブを支えられるようになります。それを薬指、中指で行うことで、よりしっかりした握りになります」。

画像: 小指から関節単位で握っていく。指を折り曲げるだけで「握っている」と勘違いしないように

小指から関節単位で握っていく。指を折り曲げるだけで「握っている」と勘違いしないように

左手3本をしっかり握ることで感性が伝わる

「左手のグリップが弱いとクラブがぐらぐらして、どのようにクラブを動かしてどんな球を打ちたいか、という自分の感性をボールに伝えることができなくなります。自分の感性を伝えるためにも左手をしっかり握った“正しいグリップ”が大事なのです」。

画像: 左手を正しく握ることでボールにしっかりと感性を伝えることができる

左手を正しく握ることでボールにしっかりと感性を伝えることができる

「とにかく左手の小指、薬指、中指の3本はしっかりと握りましょう。この3本がしっかり握れていれば、手首の角度を保つことができ、クラブを強く、正しい軌道に引っ張っていくことができます」。

握るチカラが振るチカラになる

左手でしっかり握るということは、「ボールに感性を伝える」という意味でも大きな役割を果たしているのだ。みなさんも、もう一度「左手の握り」をおさらいしてみてはいかがだろうか。

※月刊ゴルフダイジェスト2014年5月号より

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