皆さんは「打ち急いでるよ」って言われてたことはないだろうか。コースや練習場でもよく聞く言葉だが、言い換えれば“トップでの間”がないということだ。トップで間を作ること、簡単そうに思えて実はとても難しい。そこで今回は、「トップでの間の作り方」を永久シード選手・尾崎直道プロに教えてもらおう。

「間」を無理に作ろうとしても、振り遅れになるだけ

トップで間を作ることについて尾崎直道プロは、「間は意識的に作るものではなく、いい動きをした結果生まれるもの。無理にトップで動きを止めて間を作ろうとしても、それは振り遅れになるだけですよ」(尾崎直道、以下同)。

なるほど。では、いい動きとはどんなものなのか。

「いい動きとは、すなわち歩くこと。僕はいつも歩くリズムを意識しているんですよ。間を生むにはリズムが大事ですから。歩くときって下半身が動き出して、それから手がついてくる。上下の時間差がありますよね。この時間差こそが“間”なんです」。

歩くときにできる上半身と下半身の時間差がこそが、そのままスウィングにおけるトップの間になるというわけだ。

スウィングは歩く動作に回転運動が加わるだけ

「スウィングも歩くときと同じ。バックスウィングで下半身から動いて上半身が遅れて動き出し、切り返しで下半身が動いて上半身が遅れてついていく。この一連の動作がスムーズに流れたときにトップの間が生まれる。歩く動作に回転運動を加えた動きがスウィングなんだよね」。

トップで間を作るためには、歩く動作とそのリズムが大切というわけだ。直道プロはこのことを「歩くように打つ」と表現する。皆さんも意識してみてはいかがだろうか。

尾崎直道
通算32勝
尾崎3兄弟の末弟。体格では2人の兄に劣るものの、気迫あふれるフルスウィングで、飛距離では決してひけをとらなかった

※月刊ゴルフダイジェスト2013年5月号より

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