新年といえど、日々のゴルフの悩みは尽きないもの。みんなのゴルフダイジェストでは、カラダの回転を意識的に止めてベタ足で腕を返して飛ばす「ツイスト打法」を提唱する武市悦宏プロのレッスンを紹介してきた。その中で、特におすすめの3つのドリルを紹介しよう。

脱スライスに「つまみ打ちドリル」

武市プロが提唱する「ツイスト打法」の中でも核となるのは「腕の返し」。その感覚を身につけるためにもっとも効果的なのは、グリップ端と端を指で持つ「つまみ打ち」だ。この状態で実際にボールを打つと、テコの原理でヘッドがものすごく返しやすくなる。フェースターンやヘッドの走らせる感覚が身につくというのだ。

タメを作って打とうとすると、右肩が下がり、体が開いた状態でインパクトを迎えやすい。体ばかりが先行して、ヘッドがついてこない。それがスライスの大きな原因だ。ならば、まず覚えるべきはヘッドの走らせ方。そこで「つまみ打ちドリル」の出番というわけだ。

体の正面で打つ! 「クロスハンドドリル」

続いて紹介するのは、「クロスハンドドリル」。ダウンスウィングで右肩が下がってしまう(カラダの軸が右に傾く)のを防ぐためにはつねにカラダの右サイドを高く保つ必要がある。それを可能にするのが、クロスハンド(逆手)でクラブを握って、ボールを打つ「クロスハンドドリル」だ。

順手でグリップを握ると右手が左手の下にくるが、クロスハンドだと右手は左手の上にくる。つまり右サイドが高くなる。すごくシンプルな発想だが、右肩が下がるのを矯正するのに効果的なのだ。

距離感は「球の高さ」で作れる

こちらは、ウェッジの距離感について紹介している。武市プロいわく「コツは球の高さをイメージすること。高さを意識するだけで、距離というのは自由に打ち分けられる」というのだ。

低い球を打とうとすれば、自然に距離は出なくなるし、高い球を打とうとすれば勝手に距離が出る。あとは、「この高さなら何ヤード飛ぶ」ということさえ覚えておけば、やさしく距離が打ち分けられるということだ。

新年を迎え、今年こそはさらなるスコアアップをと願うゴルファーも多いだろう。2017年は“雑巾王子”のレッスンを参考に、ゴルフをモデルチェンジしちゃいましょう。

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