ゴルフが終わったその夜に、ひとりその日のラウンドに思いを馳せてウイスキーのグラスを傾ける……なんてちょっといい感じ。そんなときに選びたいのが数多くあるウイスキーのなかでも「スコッチウイスキー」だ。今回は、「スコッチウイスキーって何?」というところから、東京・四谷三丁目にある「ザ・スコアーズ」で聞いてきた!

度数40度以上。木の樽で3年寝かせて初めて‟スコッチウイスキー”を名乗れる

「スコッチウイスキーは、英国スコットランドで蒸留、熟成されたウイスキーのことです。原料は大麦。大麦を水につけて芽が出た状態で乾燥させ、酵母により発酵、アルコールを作ります。蒸留器で沸騰させて、アルコール・水分と分けて度数を高めていく。木の樽の中で最低3年以上熟成、度数が40度以上あって、初めて『スコッチウイスキー』と名乗れるんです」

画像: 2009年9月にオープンした「ザ・スコアーズ」。マスターの松本親侍さんは、ベストスコア84の腕前

2009年9月にオープンした「ザ・スコアーズ」。マスターの松本親侍さんは、ベストスコア84の腕前

こう教えてくれたのは、東京・四谷三丁目にある「ザ・スコア―ズ」マスターの松本親侍(しんじ)さん。

「ウイスキーは、香りを楽しむもの。蒸留所の特徴も出るし、寝かせる樽や年数によっても味が大きく変わるんです」

画像: スコッチウイスキーは、蒸留所によって一つ一つ作り方が違ってくる

スコッチウイスキーは、蒸留所によって一つ一つ作り方が違ってくる

「樽の中で熟成している間に少しずつ蒸発することを『天使の分け前』と言います。ウイスキーが減っていくのを天使が飲んでいったと考えたことが由来なんです。こうして減っていく段階で、味わいが深くなっていきます」

画像: ウイスキーは樽で熟成している間に少しずつ蒸発している。その減った分を「天使の分け前」と呼ぶ

ウイスキーは樽で熟成している間に少しずつ蒸発している。その減った分を「天使の分け前」と呼ぶ

初心者にオススメは‟ザ・マッカラン”と‟ザ・グレンリベット”

ウイスキーは、樽材や熟成期間で味わいの違いを楽しめるのが魅力。こちらのお店では、70種類ほどのスコッチウイスキーをリーズナブルな値段で提供している。

選択肢が多いのはうれしいが、逆にどれを選べばいいかわからない。そこでマスターの松本さんが、初めて飲む人でも美味しく飲めると出してくれたのが、こちら。

画像: ザ・マッカラン12年

ザ・マッカラン12年 

「初めて飲む人には、ザ・マッカランがオススメ。強烈なクセがあるわけでもないし、比較的穏やか、飲みやすいタイプです。シェリーの空き樽を使って熟成させるので、甘苦さが少し出てくると思います」

「スタンダードなものは、熟成させた期間が12年前後が多い。熟成は17~18年くらいでピークを迎えて、あとはそんなに熟成していきません。私の中で値段と味わいが一番いいと思うのが、12年前後です。中には、50年くらい寝かせても美味しくなるケースもありますけどね。そのようなもほは希少価値も高いし、値段も高い。50年で100万円とかね。これはマニアの方が買うって感じかな」

普段気兼ねなく、スコッチウイスキーを楽しむなら、10~12年前後くらいがいいという。

「寝かせた期間が3年だと、やっぱり熟成されていないので美味しくない。値段と味わいと生産量を見て、12年前後がいいと思います」

画像: 今回はそのまま飲むストレートでいただいた

今回はそのまま飲むストレートでいただいた

というわけで、ザ・マッカラン12年を飲んでみると味わいのバランスがすごくいい。コクがあり、シェリーの甘い香りが感じられる。トゲがなくとてもまろやかで、初心者でも飲めるというのも納得の味だ。

「他には、ザ・グレンリベットもオススメです。まずは自分が飲みやすいものから入って、次はクセにあるものを飲む方がいい。優しいものからクセの強いものへと変えるほうが、味の違いが分かりやすいですよ」と、松本マスター。

画像: ザ・グレンリベット12年

ザ・グレンリベット12年

ゴルフとの関係も深く、知れば知るほど面白いスコッチウイスキー。後編では、ウイスキーの飲み方を紹介しよう。

画像: ザ・スコアーズ/東京都新宿区四谷4-13-7/営業時間18:00~25:00(日・祝休)

ザ・スコアーズ/東京都新宿区四谷4-13-7/営業時間18:00~25:00(日・祝休)

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