月刊ゴルフダイジェストの人気連載「地クラブ調査団」では、"地クラブ"と呼ばれる大手メーカーとは一味違ったインディーズ系ブランドのクラブをご紹介している。18回目の今回はグランプリの「エミリッドバハマEB-04」にフォーカス!

打ち出し高めの強いボールが打てる

トップアマやアジアのプロのあいだに愛用者が多く、カスタムメイドクラブの世界では「四国・松山にグランプリあり」として知られるメーカーのモデル。EB-04はエミリッドバハマの4代目。歴代のモデル同様にソールのデザインは個性的だが、形状的にもまた特徴がある。

弾きがよく、キャリーが出ると評判のクラブだ

「ややディープですが、その割にはクラウンが平べったくて投影面積が広く、視覚的には重心深度が深そうですね」(伊丹大介プロ)

その分、上がりやすそうで安心感もあるというとおり、打ち出しはやや高めで強い球が出る。

画像: ポイント 1:球を上げやすいディープフェース

ポイント 1:球を上げやすいディープフェース

「音はちょっと高めだけど、ボールがつぶれてフェースにベタッと貼りつく感じ。重い球で弾道もしっかりしている。弾きがよく、キャリーも出ていますね。ただ、いろいろ打ち分けたい人には、やや曲げづらいモデルかな」

というのも、クセのないきれいな弾道なのでストレート系のボールが一番パフォーマンスを生かしやすいというのだ。

画像: ポイント 2:やさしさ重視でキャリーが出る

ポイント 2:やさしさ重視でキャリーが出る

「シャフトも落ち着いたしなりで、しなり戻りもややゆったりめなので、特に切り返しがゆったりした人などにとっては曲がる要素が見当たらない。ストレート系のボールで攻めたときの安定性という点でいったら文句なしですね」

市販品に物足りなさを感じているならオススメ!

また、幅広い層に対応できるという点でも魅力があるという。「もちろんシャフトにもよりますが、ヘッドスピードでいったら基本的には40m/sから50m/sまで対応できる。また長さにしても、シニアクラスなどは46インチ前後にしてみると、飛びと安定性の両方が一挙に獲得できるかもしれませんね」

ヘッドスピード40~50m/sと幅広く対応

価格は9万7200円~14万2560円(税込)、カスタムモデルとしては必要な条件を十分に満たしているだけに、万人狙いの市販モデルに物足りなさを感じているゴルファーにはぜひ挑戦してほしい松山発ハイパフォーマンスカスタムモデルだ。

この記事は月刊ゴルフダイジェスト2017年6月号に連載中の「発掘!インディーズ系ブランド、地クラブ調査団」に掲載されている。グランプリのエミリッドバハマEB-04を気になる人は要チェックだ。

2020年、京都でエミリッドバハマの新作ドライバーCV8発見!人気の秘密を現地取材しました↓

This article is a sponsored article by
''.