月刊ゴルフダイジェストの大人気連載「レッスン用語に五里霧中」。イラストレーター・野村タケオさんと井上透コーチの掛け合いが人気のこの連載、今回は「女子プロが飛ぶのはアッパーブローだから?」がテーマ。ヘッド速度は僕らアマチュアと同じくらいなのに、女子プロが飛んでいるのはなんでだろう?

女子プロは「3度アッパー」で打っていた

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女子プロが飛ぶのはアッパーブローだから?「野村タケオが聞きに行く!レッスン用語に五里霧中」

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ヘッド速度はぼくらと同じくらいなのに、女子プロの試合を見ていると、ぼくらよりはるかに飛んでいる。よく女子プロはアッパーブローで打っているというけど、これができたら同じように飛ぶんじゃないの? 教えて井上コーチ!

「結論からいうと飛びます。女子プロの入射角を機械などで調べると、『3度のアッパー軌道』で打っているというデータが出ています」(井上)

やはり、女子プロはアッパー軌道で打っていた!ならばぼくらもマネしたいところだが……。

「ティを少し高くして、ボールを左足寄りに置くとアッパー軌道で打ちやすくなります。ですが、アマチュアの人がこれをやると、カット軌道で上からクラブが入ってしまいテンプラしてしまうんですよね……」と井上コーチ。だったらどうすればいいんだー⁉

左足上がりの斜面で素振りをしよう

では、具体的にどんな練習をすればいいのだろうか。

「左足上がりの斜面でドライバーを振ってみましょう。傾斜に沿ってヘッドがすべるように振ると、簡単にアッパー軌道の感覚と体の使い方が実感できますよ」(井上)

ドリルを試した野村さんは、フィニッシュの位置で「背中が痛くなった」という。

「フィニッシュの位置で背中がきつくなれば、正しくできている証拠です。アッパーブローというのは、左足上がりの技術を応用しているだけなんですよ」

自宅の庭やコースで簡単にできる井上コーチのドリル、ぜひ試してみよう!

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