大きく右へそれてしまったティショット。セカンドショットはつま先上がりの斜面からに。しっかり打とうとクラブをソールしたところ、ボールがコロコロ……と動いちゃった! こんなとき、どうすればいいの?
画像: 「ボール、あったわよ!」「う……、なかなかのつま先上がり(涙)」

「ボール、あったわよ!」「う……、なかなかのつま先上がり(涙)」

ティショットが大きく右に曲がってしまい、ボールは斜面へ。「うわ~、ここからセカンドショットか……。けっこうなつま先上がりね」

画像: コロコロ……。「打とうとしたら、ボールが転がって落ちちゃった!!」

コロコロ……。「打とうとしたら、ボールが転がって落ちちゃった!!」

「こんなときは、クラブを短くもって……と」スタンスを取ってクラブをソールした瞬間に、ボールが斜面から転がり落ちちゃった!

画像: 「元に戻すわね~」「え? 触っちゃダメですよ!」

「元に戻すわね~」「え? 触っちゃダメですよ!」

「いまのはクラブが直接ボールに当たったわけじゃないけど、私がクラブをソールしたことがボールが動く原因になったのは間違いないから、1打罰でリプレースよね。ああ、もっと慎重にやるべきだったわ……」

「クラブが触れてボールが動いた場合はリプレースしなきゃダメですけど、今みたいにボールに触れてないのに動いた場合は、ボールが止まった位置から打つのが正しいはず。拾い上げたら逆に1打罰になってしまいますよ!」

さて2人の見解、正しいのはどっち?

動いた球はリプレース?

  • 止まった位置からそのままプレー

    プレーヤーが球の動く原因となることをしたとき、プレーヤーは1打の罰を受け、球をリプレースしなければならない(規則18-2)。今回のケースでは、球に直接触れていないが、アドレスを取る際にクラブを地面に押し付ける行為が球を動かす原因になったことが明らかなため、ペナルティの対象になる。

  • 1打罰でリプレース

    プレーヤーが球の動く原因となることをしたとき、プレーヤーは1打の罰を受け、球をリプレースしなければならない(規則18-2)。今回のケースでは、球に直接触れていないが、アドレスを取る際にクラブを地面に押し付ける行為が球を動かす原因になったことが明らかなため、ペナルティの対象になる。

  • 止まった位置からそのままプレー
    57
    2435
  • 1打罰でリプレース
    43
    1828

※週刊ゴルフダイジェスト6月6日号「ゴルルとルール。」より(監修・小山混)

This article is a sponsored article by
''.