理論派として知られるツアー通算7勝の成田美寿々。彼女のスウィングを見てみると、アッパー軌道ながらランも出て、トータルで飛距離が出ている。それってどうやるの? 女子プロの秘技・飛ばせるアッパーを教えてもらおう!

軌道に対してフェースを垂直に当てたい

常にトラックマンでデータを取りながら理想の飛ばしを追い求めている成田美寿々は、アッパー軌道でもロフトを立たせて当てたいと言う。

「せっかくアッパーブローに振っているのに、軌道に対してロフトが寝てしまうと余計なスピンが入ってしまいます。軌道に対してフェースが垂直に当たるのが理想。私の場合、ハンドファーストにしてロフトを立てながらインパクトするイメージを持っています」(成田、以下同)

アッパー軌道でも、飛ぶアッパーと飛ばないアッパーがあるので、そこに注意だ。

ヘッド軌道に対してヘッドが垂直に入れば適正ロフトになり余計なスピンは入らない。逆にアッパー軌道でもロフトが寝てしまうとスピンが増えてしまう

では、飛ぶアッパー軌道はどのように作ればいいのだろう? 成田はインパクト時にハンドファーストにすることを心がけているという。インパクトで手首が折れるとインパクトロフトが増えるので注意。「ハンドファーストでボールにコンタクトするイメージだと、ロフトを立てて当てることができます」とのこと。

このカタチが、理想のハンドファーストインパクトだ

ボールを上げる準備はアドレスで完了です!

また、ロフトを立てて当てるといっても、それでボールが上がらなかったら意味がない。そこはアドレスで対処している。

「スタンスを少し広くして、ボールを左足寄りにします。これだけで、インサイドアッパーに打つ準備は完了。自分でボールを上げに行かなくてもアッパーになるので、スウィングで余計なことをする必要はありません」

ボールは少し左足寄り

ヘッドスピードを上げたりボール初速を上げるなど飛距離アップにチャレンジしている方。もしかしたらランを最大化できれば飛距離がもっと伸ばせるかも? ぜひとも成田流・ロフトが立って当たるアッパー軌道にチャレンジしてみて欲しい。

写真/大澤進二

(週刊ゴルフダイジェスト2016年7月5日号より抜粋)

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