久しぶりに使おうと物置から取り出したノーメッキのウェッジが、まさかのサビサビ! いったい何で落とせばいいんだ〜!? という疑問を解消すべく「第1回ウェッジサビ取り選手権」を実施した。いずれもサビ取りに効果があるというウワサの「ピカール」、「木工用ボンド」、「クレ5-56」のうち、一番ウェッジのサビが落ちるのはどれだっ!

動画はこちらから! 「第1回ウェッジサビ取り選手権」 ※音は出ません(73秒)

画像: 「ピカール」「木工用ボンド」「クレ5-56」で一番サビが落ちたのはどれ? 第1回ウェッジサビ取り選手権サビ取り選手権 youtu.be

「ピカール」「木工用ボンド」「クレ5-56」で一番サビが落ちたのはどれ? 第1回ウェッジサビ取り選手権サビ取り選手権

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「木工用ボンド最強説」は本当か!?

サビ取り選手権開催に先駆け、みんなのゴルフダイジェスト編集部員がサビ取りに効くと言われているものを調べてみると、まずあがったのが、金属を磨くといえばコレ、という印象のある「ピカール」。いわば“研磨剤代表”だ。

そして、同じく「サビ落としに効く」と評価が高いのが「クレ5-56」。こちらは“潤滑剤代表”としてエントリー。

画像: ピカール、木工用ボンド、KURE5-56の3種類で検証してみた

ピカール、木工用ボンド、KURE5-56の3種類で検証してみた

また、小学校の図工の時間で大活躍した記憶のある「木工用ボンド」はサビの部分にまんべんなく垂らして剥がすだけでごっそりサビが取れるという。こちらは“大穴枠”として採用した。

一番サビに効いたのは、やっぱり「アレ」だった

まずは金属磨きでお馴染みの「ピカール」。説明書通り、柔らかい布に適量を付けて磨く。そのあと、溶剤をふき取る……が、あまりサビは取れず。磨くだけで金属を新品同様のピカピカ状態にしてくれるピカールだが、完全にサビてしまったものに対しては、十分な威力が発揮できなかった。

画像: サビ取り前(写真左)とピカール使用後(写真右)。周りのサビは落ちたが、溝に入った細かいサビまでは落ちなかったようだ

サビ取り前(写真左)とピカール使用後(写真右)。周りのサビは落ちたが、溝に入った細かいサビまでは落ちなかったようだ

続いて、「木工用ボンド」。ウェッジ全体にまんべんなく垂らす。数時間経ってくると、徐々に固まって透明になっていく。数日間乾かし、一気に剥がすと……取れる! サビがたしかに取れる! しかも、ペリペリとした薄い膜を剥がすのが楽しい。これはかなりの高得点だ。

画像: サビ取り前(写真左)と木工用ボンド使用後(写真右)。茶色く残っているところがサビ。ほぼサビが取れたといってもいい。これは優勝か……?

サビ取り前(写真左)と木工用ボンド使用後(写真右)。茶色く残っているところがサビ。ほぼサビが取れたといってもいい。これは優勝か……?

とはいえ、勝負は最後までわからない。最後に登場するのは本命のサビ取り剤「クレ5-56」だ。説明書通り、溶剤を浸透させブラシでこする。そのあと、溶剤をふき取る……と、美しい! 新品同様とまでは言わないが、サビが嘘のように取れている。これなら十分コースで使える状態だ。

画像: サビ取り前(写真左)とクレ5-56使用後(写真右)。細かいサビまできれいに落ちた

サビ取り前(写真左)とクレ5-56使用後(写真右)。細かいサビまできれいに落ちた

というわけで、「第1回ウェッジサビ取り選手権」は「クレ5-56」の優勝で幕を下ろした。今後も検証を続けていく予定だ。乞うご期待!

※2017年7月5日の記事を再掲

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