レジェンドと呼ばれるプレーヤーの言葉には、ゴルフを変える力がある。今回は、「史上最高のボールストライカー」と称されるレジェンド、ベン・ホーガンの名言をご紹介しよう。ラウンド中、スコアを意識しすぎるあまり緊張し、ミスが出てしまうという人に響く言葉のはずだ。

不安と緊張を楽しむ。それがゴルフの醍醐味だ!

「不安と緊張こそゴルフゲームでの最高の調味料である」byベン・ホーガン

ビッグゲームになればなるほど、優勝争いをする位置に近ければ近いほど、不安と緊張は高まるものだ。俗にいう「プレッシャー」というやつである。

これは世界の名手・達人だけでなく、アベレージゴルファーにもふりかかることだ。100の壁、90の壁を破れそうなときなど、この不安と緊張は容赦なく襲ってくる。

つまりこの不安と緊張を克服しなければ、優勝などできないし、ゴルフのステップアップはできないことになる。最近では「このプレッシャーを楽しめ!」などとその克服法がよくいわれる。

画像: 全米オープン4回、マスターズ2回、全米プロ1回、全英オープン1回の優勝歴を持つ(写真は1953年全英オープン優勝時のもの)

全米オープン4回、マスターズ2回、全米プロ1回、全英オープン1回の優勝歴を持つ(写真は1953年全英オープン優勝時のもの)

アイスマンともホーク・アイ(鷹の目)とも呼ばれ、冷静沈着で知られたホーガンは、不安と緊張を味方につけるために、冒頭の「言葉」を遺したのだろう。不安と緊張があればあるほどゴルフがスリリングになり、克服しがいがあるというものだ、と解釈したのだ。つまりその位置にいてこそゴルフは面白いのだと。ゴルフにプレッシャーがなければただの“棒打ち”というわけだろう。

感情を決して面に出さないホーガンが、こんな熱い思いをもってプレーしていたとは意外なものである。

This article is a sponsored article by
''.