2017年の全日本ショートコース選手権「中部大会」は9月16日、台風18号が接近する中、三重県の長島スポーツランドで開催された。スタートからやや強めの雨の中、通過枠10名を50名の参加者で争った。毎年決勝大会では優勝争いをする選手を輩出する中部大会、果たして誰が全国への切符を手にしたのか……!?

雨は強くなるし、3パットも続出

長島スポーツランドと言えば、ショートコースだけでなく温泉や乗馬などスポーツの施設が充実した人気スポット。パー4が3ホールあるが競技ではティを前に出し、9ホールすべてをパー3とした。

台風18号の影響で朝から雨の降る悪天候の中、9ホールを2周する18ホールの決戦。次第に雨は強くなり、フェアウェイでもグリーンでもカジュアルウォーターの措置を取らなければならないほど難しいコンディションになっていった。

画像: グリーンを外すとコンディションの悪いアプローチが残り難易度が増した

グリーンを外すとコンディションの悪いアプローチが残り難易度が増した

この季節のコーライグリーンはショートパットでも気が抜けない。雨と3パット続出の波乱の展開で、9ホール終了時点のトップは1オーバーに3名、3オーバーまでに15名とスコアは伸び悩みダンゴ状態で後半の9ホールに突入。

誰が勝ってもおかしくない。荒れ模様の中部大会を制したのは……?

中部イチの小技師に輝いたのは……!

画像: 8番ホール、ギリギリのカップインしパーをセーブした村井弘明選手、見事に決勝大会の切符を手にした

8番ホール、ギリギリのカップインしパーをセーブした村井弘明選手、見事に決勝大会の切符を手にした

中部大会優勝者は大沢誠司さん。前半28、後半26のトータル54のパープレー。この悪コンディションの中、後半ワンアンダーと見事なゴルフを見せてくれた。大沢選手は過去2年連続の決勝大会出場者で第1回大会は3位、2回大会は10位と上位進出の常連者。2017年大会も、中部の大沢ここにありの活躍を見せてくれそうだ。

「今日はパットに苦労しましたが、なんとか優勝できました。決勝大会は三度目の正直で、今年こそ優勝杯を中部に持って帰りますよ!」と大沢さん。

画像: 中部に大沢あり!3年連続の決勝大会進出を決めた大沢誠司さん

中部に大沢あり!3年連続の決勝大会進出を決めた大沢誠司さん

画像: 中部イチの小技師に輝いたのは……!

残すところ、全日本大会までは昨年の小技日本一を輩出した中四国大会と準決勝および地方大会敗退者だけが参加できる敗者復活戦を残すのみとなった全日本ショートコース選手権。ファイナルに向け、カウントダウンが始まった!

さらに、11月からは昨年に引き続き「ショートコース選手権ダブルス」を開催。2017-18シーズンは11月から月1回予選を開催。決勝大会は2018年3月にトライレイクGC(茨城県)にて。同じく11月に大阪大会も枚方CGアベニューで開催。詳しくは下のバナーをクリック!

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