ゴルフ場に行くとそのゴルフ場のロゴマークを目にするが、ミャンマーの奥地の井戸で日本のゴルフ場のロゴを発見することができた。一体ナゼ?

ゴルフ場来場者の募金が「命の水」をもたらした

写真は、ミャンマーの旧首都ヤンゴン北西約50キロメートルにあるエヤーワディ地域のウド村の様子である。飲料水の確保が難しかった同地にあって、このほど作られた井戸はまさに“命の水”。住民たちは大喜びだ。

実はこの井戸、福岡県の飯塚青年会議所の依頼を受けて、麻生飯塚GC(27ホール)と茜GC(18ホール)に来場したゴルファーの募金によって作られたもの。募金額(期間は昨年2~8月)は12万3500円で、蛇口の上部には両ゴルフ場のロゴが入ったプレートが掲げられている。

画像: 両ゴルフ場のロゴが入ったプレートが設置されている

両ゴルフ場のロゴが入ったプレートが設置されている

「近年、海外投資家が国内の山々を買い続けているのは周知のとおりです。その主目的は、世界各地の水不足に悩む地域でのビジネスを念頭にした水資源の確保と言われています。水不足の地域を支援することで、こうした動きに歯止めをかけたいと考えています。ゴルフ場は環境に対する意識が高いと思い、募金箱の設置を依頼しました」

とは、同会議所副理事長の多賀谷勇気氏。こうした活動が全国のゴルフ場に広がるきっかけになることを期待したい。

写真提供/麻生飯塚青年会議所

(ゴルフ場セミナー2017年10月号より)

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