ツアープロをはじめ多くのゴルファーを指導してきた芹澤信雄プロ。指導している宮本勝昌や西山ゆかりが2017年の男女ツアーで優勝するなど、まさに優勝請負人だ。その芹澤信雄プロの著書「芹澤流ならスウィングが変わる」から、スウィングのパワーの源について紹介!

上半身と下半身を雑巾のようにねじる

スウィングは回転運動だと言いましたが、単純にクルッと回転するだけではスウィングを加速し、飛ばしのパワーを生むことはできません。

パワーの源は「ねじれ」です。トップでは下半身は約45度、上半身は90度くらい回転しますが、この上下の捻転差によって体が雑巾のようにねじれ、パワーが溜まるのです。

画像: バックスウィングでは右の股関節に、インパクト以降では左の股関節にしっかりと乗ることで上下の捻転差が生じ、体がねじれてパワーが溜まる。ひざや腰が左右に流れてしまうと、ねじれは作れないので注意しよう

バックスウィングでは右の股関節に、インパクト以降では左の股関節にしっかりと乗ることで上下の捻転差が生じ、体がねじれてパワーが溜まる。ひざや腰が左右に流れてしまうと、ねじれは作れないので注意しよう

そのためには、スウィング中にしっかりと左右の股関節に乗ることが重要です。バックスウィングでは右足のズボンの付け根に、インパクト以降では左の付け根にシワが寄るようにスウィングしましょう。

「芹澤流ならスウィングが変わる」(ゴルフダイジェスト社)より

写真/姉崎正

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