LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ初日は前日の雨が嘘のような快晴。しかし、雨の翌日は風が吹く。この日は6メートルを越える西風が吹き、各選手を苦しめた。そんななか、賞金女王を争う2人、鈴木愛とキム・ハヌルは鈴木が1アンダー(7位タイ)、ハヌルが2アンダー(4位タイ)とお互いまずまずのスタート切った。そんな2人には、このコースでバーディを獲りたい“キーホール”があるという。そこでいかにスコアを伸ばすかが、勝負の分かれ目だと口を揃えるホールとは!?

「距離の短いホールで伸ばしたい」(鈴木)

「9番から13番の5ホールでいくつ獲れるかがカギです。パー5もそうですが、距離の短いホールでいかにとりこぼしをなくすかが大事(10番が341ヤードのパー4。12番が140ヤードのパー3)。ここでできるだけ伸ばすことが上に行くためには必要なことです。今日は11番でイーグルが獲れてビックリです」(鈴木)

画像: 「思った通りに打ててはいるけど、前半はなかなか入らなかった」と得意のパットに苦しんだ一日だった

「思った通りに打ててはいるけど、前半はなかなか入らなかった」と得意のパットに苦しんだ一日だった

ハヌルは2日目以降でパー5で伸ばせるか!?

「これだけ風が吹くとスコアを伸ばすのが難しくなる。だからこそパー5(2番、9番、11番、13番)が大事。できればパー5、全部バーディを獲りたい。今日は11番でボギーだったので、明日は全部獲れるように頑張ります」(ハヌル)

画像: 一時5アンダーまでスコアを伸ばすも後半失速。「とても残念です」と肩を落とした

一時5アンダーまでスコアを伸ばすも後半失速。「とても残念です」と肩を落とした

ちなみに今日の2人(キーホール)の成績がこちら。

鈴木→9番、10番パー、11番イーグル、12番ボギー、13番バーディ(5ホールトータル1アンダー)

ハヌル→2番、9番パー、11番ボギー、13番パー(4ホールトータル1オーバー)

鈴木はキーに挙げた5ホールで1アンダー、ハヌルは1オーバーという成績になった。明日からも注目の2人。彼女たちのプレーだけでなく“キーホール”にも注目して見てもらいたい。

写真/岡沢裕行

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