残り100ヤードはプロなら当然ベタピンに寄せたい距離。我々にとっても確実に乗せたい距離だ。「風が吹いたら状況は一気に変わります」というのは、大堀裕次郎プロ。「絶対に乗せたい距離だからこそ、プレッシャーもかかる。求める結果からすると、風の100ヤードはやさしくないです」(大堀)。侮れない風の100ヤード、極上テクニックを教えてもらった。

アゲンスト風がいちばんやっかい!

ゴルフダイジェスト編集部(以下GD):どうしてアゲンストが一番難しいのでしょうか?

大堀裕次郎(以下大堀):スピン量のコントロールが難しくなります。通常、100ヤードは普通に打てば自然にスピンが入ります。だからこそ、アゲンストは影響をもろに受けやすくなる。いつもより飛ばそうとするとインパクトが強くなり、余計なスピンが入ってしまいます。グリーン面をキャッチできても、スピンで戻りすぎることがあるんです。

GD:スピンを入れずに100ヤード打つ技術はかなり難しいことなんですね?

大堀:ヘッドの入れ方などを意識する必要がありますが、メンタル的にも注意が必要です。

画像: 「スピンが増える」「戻される」「しかも力む」がアゲンストで起こりやすい3つのことだ

「スピンが増える」「戻される」「しかも力む」がアゲンストで起こりやすい3つのことだ

GD:メンタルというと?

大堀:乗せて当たり前という距離が自分自身にプレッシャーをかけてしまう。結果、上体の力みにつながり、上から打ち込む打ち方になります。スピン量が逆に増えすぎてしまうんです。

ポイント:「インから低く」が合言葉

風が吹くとそれに負けまいと力みが生じる。結果、軌道が鋭角になりスピンが増えてしまう。

「ポイントはインサイドからヘッドを入れること。入射角がゆるやかになれば、余計なスピンは入りません。手先を使うと入射角は鋭角になりやすいので、100ヤードという短い距離でもしっかり体を使うことが大事です。目指すべき球質は、風の影響を受けにくいロースピンボールですよ!」(大堀、以下同)

画像: 低いところからクラブが入る

低いところからクラブが入る

100ヤードでありがちなのがボールを上げようとする動き。左腰が高くなり、右肩が下がるとヘッドが下から入りすぎてしまう。

「腰は水平にターンさせるイメージを持ち、手元がインパクトで浮かないようにしましょう」

画像: 体が伸び上がらないように注意しよう!

体が伸び上がらないように注意しよう!

この記事は、週刊ゴルフダイジェスト2017年1/2号の特集「腕の差が出る“風の100ヤード”これがプロの技」より。冬の冷たい風に翻弄されない100ヤードを身につけよう!

写真/大澤進二

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