1月25日に開幕するファーマーズ・インシュランス・オープンでタイガー・ウッズがツアーに復帰する。過去7度優勝している得意のトリーパインズGC(2008年の全米オープンを含めると8勝)でリスタートを切るのはここ数年のパターンだが果たして今年タイガーはフルシーズンを戦うことができるのだろうか?

トリーパインズでいきなりの活躍が見られるか!?

ツイッターで「シーズンを南カリフォルニアのファーマーズ・インシュランス・オープンとジェネシス・オープンでスタートさせることになりとても興奮している」と復帰の喜びを表現したタイガー。

1月1日にはスピアガンフィッシングで巨大なヒラマサとコビア(深海魚)をキャッチし自らの誕生日(12月30日)を祝うツイートと笑顔の写真を披露していたが、いよいよ再始動の本気モードに突入したようだ。

画像: (画像はタイガー・ウッズのTwitterより)

(画像はタイガー・ウッズのTwitterより)

思えば昨年もファーマーズ・インシュランスでシーズンをスタートさせたが無念の予選落ち。その後腰痛が再発しシーズンを棒に振っている。

しかしヒーロー・ワールド・チャレンジで復帰したタイガーは「腰の状態はとても良い。痛みなくプレーできている」とブランクを感じさせないプレーを披露(18人中9位タイ)し、本格復帰に期待を持たせた。

今回出場する2試合は彼にとってはとりわけ思い入れが強い。生まれ故郷のカリフォルニアで行われることも理由のひとつだがファーマーズ・インシュランスは大好きなトリーパインズでの開催。そしてジェネシス・オープンは16歳で初めてプロの試合に出場した思い出の大会でもある。

画像: トリーパインズGCで行われた2008年全米オープンを制したタイガー。現時点でこれがタイガーの勝った最後のメジャーでもある(写真:2008年全米オープン)

トリーパインズGCで行われた2008年全米オープンを制したタイガー。現時点でこれがタイガーの勝った最後のメジャーでもある(写真:2008年全米オープン)

ファーマーズ・インシュランスとは違い得意な試合ではなく「もう長いこと出場していない」が「競技の原点であり、憧れの舞台に初めて立った(16歳の)ときのことが忘れられない。それが今は自分のファウンデーションが主宰する大会となりホストプロとして戦うことになる。夢が現実になって感慨深い」。

だがファンが待望しているのはそこそこのプレーをするタイガーではない。シーズンを通して戦えること、そしてメジャー大会でも優勝争いを演じる可能性を示す大会にして欲しいと望んでいる。マイペースで良い。棄権や欠場を繰り返すことなくフルシーズン駆け抜けるタイガーが見たい。

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