2017シーズンはQT1位の資格でツアーに参戦した星野陸也。1年を通して安定した成績を残し、賞金ランク31位で初シードを獲得した。今季2018年に、初優勝が期待される若手のひとりでもある彼が選んだ14本のクラブとは?

クラブはほとんど替えない。スウィングにクラブを合わせるタイプ

2018シーズンに初シードを獲得し、ツアーフル参戦中の星野陸也。186センチの長身から放たれる大きなドライバーショットが最大の武器だが、そのクラブにはどんなこだわりがあるのか。

「僕はあまりクラブを替えるほうではありません。まずはスウィングを作っていき、クラブはその後。スウィングにクラブを合わせるタイプだと思います」。

そう話す星野だが、譲れない部分があると続ける。

画像: 真っすぐ見える“美顔”。構えたときに真っすぐ見えることが第一条件。「クセのないクラブが僕はいちばん好きです」(星野)。ドライバー「スリクソン Z745」(9.5度)

真っすぐ見える“美顔”。構えたときに真っすぐ見えることが第一条件。「クセのないクラブが僕はいちばん好きです」(星野)。ドライバー「スリクソン Z745」(9.5度)

「どんなスウィングをしても振り心地が変わらないことが大事です。例えば、少しタイミングがずれたなと思ったときに、クラブの振り心地まで変わってしまうのは気持ちが悪い。これは体の動きの問題なので、クラブはいつも同じ振り心地でいてほしいんです。

あとは、構えたときの顔がオーソドックスなものがいいです。僕の考えるオーソドックスとは、ヘッドの“お尻”が真ん中にあること。そうでないと、クラブを目標に合わせたときにどこを向いているのかわからなくなってしまうんです。特に、フェースが左を向いて見えるものは使えません」

アイアンは操作性のいいマッスルバック

ほかにもアイアンは、3番は高さを出すためにキャビティを、それ以外は操作性のいいマッスルバックを使用するなど、もはや体の一部といっていいほど使い込んだクラブが並ぶ。

画像: 3番アイアンだけは上がりやすさを重視してキャビティバックを使う。試合によってはユーティリティを入れる場合もある。3I「スリクソン Z545」

3番アイアンだけは上がりやすさを重視してキャビティバックを使う。試合によってはユーティリティを入れる場合もある。3I「スリクソン Z545」

画像: 「いろんな球を打つのにいちばん適しています」(星野)。4i~PW「スリクソン Z945」

「いろんな球を打つのにいちばん適しています」(星野)。4i~PW「スリクソン Z945」

画像: 自分仕様に仕上げたウェッジ。トーナメントの厳しいセッティングに対応するためソールを削り、試行錯誤を繰り返して調整している。ウェッジ「クリーブランド RTX-3」(50・58度)

自分仕様に仕上げたウェッジ。トーナメントの厳しいセッティングに対応するためソールを削り、試行錯誤を繰り返して調整している。ウェッジ「クリーブランド RTX-3」(50・58度)

画像: 「自分の感性も活かしたいけれど、オートマチックにも打ちたい。矛盾していますが、その感じをいちばん出せるのがこれなんです」(星野)。パター「オデッセイ ホワイトライズix #3SH」

「自分の感性も活かしたいけれど、オートマチックにも打ちたい。矛盾していますが、その感じをいちばん出せるのがこれなんです」(星野)。パター「オデッセイ ホワイトライズix #3SH」

いちばんの武器でもあるドライバーにもっともこだわる男、星野陸也。今シーズンツアー初優勝を目指す。

さらに詳しいクラブスペックは、週刊ゴルフダイジェスト2/20号「pro's spec」をチェック!

写真/有原裕晶

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