いよいよ今週末開催のマスターズ2018。現地のオーガスタでは2日に選手たちが会場入り、練習ラウンドでコースの感触を確かめている。日本人選手の活躍に期待がかかる中、今年初出場となる小平智が練習後のインタビューに答えてくれた。その模様を現地の週刊ゴルフダイジェスト特派記者がレポート。

ドライバー復調のきっかけはフィル・ミケルソン

マスターズ初出場となる小平智が2日、練習ラウンド後のインタビューに答えた。前の週にオーガスタナショナルGC入りし、この日は3回目のラウンド。不安が残ると語っていたドライバーショットだったが、「いろいろなドライバーを試しているだけに、あおり打ちになっていただけ」だという。気づくきっかけとなったのはWGCデルマッチプレー選手権で戦ったフィル・ミケルソン。

「ミケルソンが体にクラブを巻きつけて打つのを見て、そのイメージで打つようにしたら下から入りづらくなった」(小平)

画像: ドライバーの不安も払拭され、予選通過に期待がかかる

ドライバーの不安も払拭され、予選通過に期待がかかる

ドライバーショットがよみがえり、持ち前のアイアンの切れもよくなった。すごくいい状態で大会を迎えられると自信をにじませる。

「昨年の12月から厳しい戦いが続いてきましたが、すんなり決まらなかったことで強くなれたと思う。出場できて終わりではないから、気を引きしめてのぞみたい」(小平)

画像: パトロンが見守る大ギャラリーのなか、16番のグリーン前の池で練習日恒例の水切りショットを披露する小平。「今日一番の緊張するショットでした(笑)」

パトロンが見守る大ギャラリーのなか、16番のグリーン前の池で練習日恒例の水切りショットを披露する小平。「今日一番の緊張するショットでした(笑)」

憧れの舞台に成長した姿で挑む小平。まずは最初の難関となる、予選通過に挑む。

写真/姉崎正

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