スコメークのためには、傾斜地でのショットは必要不可欠。傾斜は大きく分けると4パターンあるが、すべてに共通しているのは「斜面に逆らわずに打つ」ことだと芹澤信雄プロは言う。チームセリザワ公式本「芹澤流ならスウィングが変わる」から、「左足上がり」の打ち方をご紹介。

右に乗ったままインサイドアウトに振る

スコアメークのためには、傾斜地での打ち方をしっかりマスターしておく必要があります。傾斜は大きく分けて4パターンありますが、すべての傾斜に共通して言えることは、「傾斜に逆らわない」ということです。

傾斜なりに立って、傾斜なりの球を打つ。これができない急傾斜のライは、トラブルショットと考えて、平らなところに出すだけと割り切りましょう。

画像: バックスウィングで体が右に流れないよう、右股関節に軸を意識しながら、体重をしっかりと受け止めることが大事。大振りは厳禁

バックスウィングで体が右に流れないよう、右股関節に軸を意識しながら、体重をしっかりと受け止めることが大事。大振りは厳禁

左足上がりの傾斜地では右足に多めに体重をかけて斜面なりに立ち、その右足の内側に軸を感じながらインサイドアウト軌道でスウィングします。弾道は傾斜なりのドローになるので、狙いは目標より右に設定しましょう。

決して大振りせず、左足上がりでロフトが増えるぶん、番手を上げてコンパクトに、バランスを崩さずに振るのがポイントです。

「芹澤流ならスウィングが変わる」(ゴルフダイジェスト社)より

撮影/姉崎正

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