ゴルファーなら1ヤードでも遠くへ飛ばしたいはず。“ノリー”こと堀口宜篤プロによれば「地面反力」を使えば筋力の少ない人でもボールを飛ばせるようになるという。地面反力というと、最近よく耳にする注目ワード。この際、しっかり教えてもらおう!

地面反力で飛ばそう!

近年、トッププロがこぞって取り入れている地面反力を使ったスウィング。そもそも地面反力とは、地面に力を加えることで跳ね返ってくるエネルギーのこと。ダウンスウィング初期に左足を強く踏み込むことで生まれる地面反力を利用して腰の回転力を上げ、飛距離に結び付けることが狙いのスウィングだ。

画像: インパクトで強く地面を踏み込みながら左足を伸ばす「地面反力」を利用したスウィングをするジャスティン・トーマス

インパクトで強く地面を踏み込みながら左足を伸ばす「地面反力」を利用したスウィングをするジャスティン・トーマス

縦に踏み込むという動きは、横移動や回転に比べてイメージがつきにくいかもしれないが、動きの要領さえ掴めば誰にでもできると“ノリー”こと堀口プロ。

「とにかく飛距離を伸ばしたい人は勿論、筋力の落ちてきた人や、もともと筋力がなくて飛ばない人は是非試してください。地面反力という、自分の体の力ではないエネルギーをスウィングに生かすことで、自分の筋力や柔軟性以上のエネルギーをボールに伝えることができ、飛距離アップが期待できます」(堀口)

画像: 地面反力を生かすことで自分の体がもっている以上のエネルギーをボールに伝えることができる

地面反力を生かすことで自分の体がもっている以上のエネルギーをボールに伝えることができる

地面反力というと、ジャスティン・トーマスやバッバ・ワトソンなどがこれを生かして爆発的な飛距離を出していることから、なんとなくハードルの高い印象がある。しかし、自分の体の力以外の力を生かすことができるため、プロほど筋力のないアマチュアこそ取り入れるべき効果的な動きであるといえるのだ。早速、具体的なやり方を見てみよう。

画像: 地面を強く踏み込み膝を伸ばすことで、腰の回転力があがる

地面を強く踏み込み膝を伸ばすことで、腰の回転力があがる

「意識すべきは左ひざです。トップでしっかり左ひざを曲げ、ダウンスウィングで強く踏み込んで伸ばす。踏み込むことで受ける地面反力を使い、腰の回転を加速させることでダウンスウィングのスピードがあがってきます。まずはハーフスウィングの素振りを連続でやることで、左足を伸ばすタイミングと腰が回転するタイミングを合わせる練習をしましょう。」(堀口)

1ヤードでも遠くへ飛ばしたいのなら、地面反力、使ってみては?

画像: 堀口プロレッスン#3地面反力完カード www.youtube.com

堀口プロレッスン#3地面反力完カード

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