1968年生まれ奈良県出身の谷口徹(たにぐち・とおる)。2002、2007年賞金王。2018年5月に行われた日本プロゴルフ選手権で6年ぶりのツアー通算20勝目を挙げ、尾崎将司の持つ大会最年長優勝記録を塗り替えた。いまなお現役で走り続ける彼を支える14本のクラブとは?

日本プロのバックナインでは、ドライバーが大活躍!

日本プロで劇的優勝を飾った谷口徹。50歳になり、当然飛距離も落ちてきているのにツアーで戦えるのは、技術はもちろんだが、クラブの力も大きいと言う。

「日本プロ最終日のバックナイン。ドライバーをかなり振りました。振っていけるのは、クラブを信頼しているから。ドライバーで気に入っているのは打感ではなく、1回フェースに引っついてから飛ぶ感じがあり、コントロールしやすいこと。

あと、僕は球をつかまえたいので、もともとフックフェースのものは使えません。構えたときにスクェアに見える今のドライバーが好きなんです」(谷口)。

画像: 「ヘッドは大きすぎず小さすぎずでちょうど自分好みのサイズ感」(谷口)。ドライバー「ヤマハ RMX インプレス・プロトタイプ33」(9.5度)

「ヘッドは大きすぎず小さすぎずでちょうど自分好みのサイズ感」(谷口)。ドライバー「ヤマハ RMX インプレス・プロトタイプ33」(9.5度)

サイズ感、打感、抜けの良さ。三拍子そろったアイアン

また、以前から「アイアンが真っすぐに飛べばまた勝てる」と話していた生命線のアイアンへのこだわりはどこにあるのだろうか。

「日本プロの最終日は、アイアンの調子がよくなかったんです。でもそれはクラブのせいではありません。僕の技術の問題。アイアンは、小さいヘッドはダメ。その点、これはちょうどいいサイズ感です。あとは軟らかい打感と抜けのよさが大事。ガツンち打ち込んでもしっかりヘッドが抜けてくれるし、距離感も合いやすい。年をとったらある程度クラブに頼るようにしていますよ」。

画像: 2打目で距離が残ることが多いため、アイアンは飛距離が出せるキャビティ。丸みを帯びたヘッドなので打ち込んだときの抜けがいい。アイアン「ヤマハ RMX116 ツアーブレード」(4I~PW)

2打目で距離が残ることが多いため、アイアンは飛距離が出せるキャビティ。丸みを帯びたヘッドなので打ち込んだときの抜けがいい。アイアン「ヤマハ RMX116 ツアーブレード」(4I~PW)

そして谷口徹といえばパットの名手。そして、谷口が長年愛用するパターといえば、名器と名高いオデッセイの「ホワイトホット#5」。これからも、このパターで数々の名シーンを見せてくれるに違いない。

画像: 2000年から使うエースパター。「強めに打っていきたいので、インパクトの感触がいいのが一番です」(谷口)。パター「オデッセイ ホワイトホット #5」

2000年から使うエースパター。「強めに打っていきたいので、インパクトの感触がいいのが一番です」(谷口)。パター「オデッセイ ホワイトホット #5」

詳しいクラブスペックは、週刊ゴルフダイジェスト6/5号「pro's spec」をチェック!

撮影/西本政明

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