東名CCで行われた「ゴルフダイジェスト ジャパン ロングドライブ チャンピオンシップ 2018」(通称・ドラコン日本選手権)の開幕戦。ダブルヘッダーとなった第1予選と第2予選の「スーパーシニアディビジョン」(50歳以上)を連覇した男がいた。海洋冒険家として単独世界一周ヨットレースで活躍する白石康次郎だ。海洋冒険家が、なぜドラコンに!? 本人に思いを聞いた。

なぜドラコンを目指したのか?

東名CCで行われたドラコン日本選手権「スーパーシニアディビジョン」を連覇を成し遂げた白石康次郎は、単独世界一周ヨットレースで活躍する海洋冒険家として名高い。そんな白石がゴルフ、そしてドラコンにハマったきっかけとは何なのだろうか。

「石川遼くんが出演する『リスペクト』というテレビ番組へ出たときに、当時全盛期の遼くんをボクがアウトドライブしてしまったんです。それで、自分が“飛ぶ”ことに気づいたんです(笑)」(白石、以下同)

画像: ドラコン日本選手権スーパーシニアディビジョンの第1予選と第2予選を連覇した海洋冒険家の白石康次郎

ドラコン日本選手権スーパーシニアディビジョンの第1予選と第2予選を連覇した海洋冒険家の白石康次郎

少年野球をやっていた頃からホームランを連発するなど、ボールを遠くに飛ばすことが得意だったと語る白石。ボールを遠くに飛ばすための秘訣を聞いてみると、海洋冒険家ならではの答えが返ってきた。

「大海原でヨットを動かすときは、セイル(帆)を操作するためにロープを引く作業があるのですが、そうやって背筋を使って強く引っ張る動きが、ゴルフの飛ばしに生きているかもしれません」

画像: ヨットを操縦する際にロープを引く動作が飛ばしに役立っているという

ヨットを操縦する際にロープを引く動作が飛ばしに役立っているという

今ではゴルフが大好きになり、ゴルフを通して仲間も増えたという白石。飛ばしというロマンを追い求め、ドラコンを楽しみながら同時にゴルフを学んでいるそうだ。

「プロもアマチュアももっと若い人たちが、ドラコンにチャレンジして欲しい。恥かくことを恐れずにどんどん“冒険”して欲しい。飛ばすことを諦めないで、OBなんて恐れないで、どんどん出てきてもらいたい。飛ばない人だって、ドラコンに出ていいんですから。そして、この場でいろんなことを感じてもらいたいし、何かを学んでもらいたい。やっぱり真剣勝負の場じゃないと得られないものがあるからね」

常にチャレンジすることが大切だと語る白石。非常に“冒険家”らしいその精神がドラコンを制した原動力なのかもしれない。

画像: 使用ドライバーはピンの「G400 MAX」で、クラブ長さは48㌅。ヘッドスピードは58m/sくらい

使用ドライバーはピンの「G400 MAX」で、クラブ長さは48㌅。ヘッドスピードは58m/sくらい

「ゴルフでもなんでもいいと思うんだけど、好きなことを好きなだけやればいい。好きなことだけやっていれば、人生が豊かになるし幸せになれるんです。ボク自身がそうですから。それは保障します」

2020年から2021年にかけて行われる、60フィートの大きなヨットでの単独世界一周ヨットレース(東回り)にも出場するという白石。「前回(2016‐2017年)はマストが折れてリタイアしてしまいましたけどね。5億円くらいするヨット30艇くらいがレースに出て、完走できるのは半分くらい。それでもボクはチャレンジします!」と語ってくれた。

海の上でも、芝の上でも、白石康次郎の冒険の旅はまだまだ続きそうだ。

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