【奇跡のパター”アンサー”ストーリー vol.3】転がりをよくするソールとロフト
カーステン・ソルハイムがアンサーに与えた幅広のスクープソールは、フェースアングルをも安定させるというメリットも見逃せない。たとえばパットに迷ったとき、グリップが悪いためにフェースが間違った方向を向いてしまうことがある。ところがアンサーは、はじめにフェースを目標に合わせてからソールし、その後にグリップしても、フェースは一定の方向を指している。
さらにこの安定感を増しているのが、ソールのセンター部分に残されている平面である。一般のパター(この場合は1980年代のモデル)はトウからヒールにかけて、ソールが丸くなっているのが普通だ。ところがピンパターのソールをよく見ると、全体には舟底型であるにも...