【写真の記憶】② ペイン・スチュワート「記憶に残る“伊達男”」
メジャー史上
最も印象深いガッツポーズ
ペイン・スチュワートは、病気に悩まされた時期があった。最初は、首の筋肉に力が入らない奇病でずっとギプスをはめてプレーしていた。次が不整脈。それでも1989年全米プロ、1991年全米オープン優勝とメジャータイトルを奪い、ニッカーボッカースタイルの伊達男は、世界中の人気者となった。
そして1998年全米オープンで2度目の優勝を目前に、土壇場でリー・ジャンセンに逆転負けを喫した。
「それも人生さ。人生ってかなりタフな道のりだってことが身に沁みたよ」
その翌年、パインハースト№2での全米オープンでは、最終日最終ホールで6メートルのパーパットを見事に沈めて、...