小平智の、飛んで曲がらない「右軸スウィング」【勝者のスウィング】
2016年の「ブリヂストンオープン」は、初日の91位という大幅な出遅れから2日目66、3日目に62と爆発した小平智が最終日も67にまとめてトータル14アンダーで今季初優勝を飾りました。歴史的大逆転勝利を遂げた小平のスウィングを、プロゴルファーの資格を持つ編集部員中村修の解説でお届けします。
見習いたい! どっしりと地面を踏みしめるアドレス
アドレスに”張り”があります。柔らかいゴムではなく、ある程度硬いゴムをねじるような準備ができています。両ももに張りがあって足の裏がどっしりと地面を踏みしめています。グリップはオーソドックスなスクェアグリップ、頭はボールの右側にセットされ、ビハインド・ザ...