こんにちは!ケンジロウです!(^^)!

今年のマスターズは面白かったですね。最終日の9番ホールまで耐え抜いてきたスピースが、まさかバックナインで崩れるとは。スピースの2度目の池ポチャの瞬間、その場にいたカメラマンたちは、みんなウィレットのほうに移動したらしいですよ((+_+))

さて、そのグリーンジャケットを着ることになったイングランド出身のウィレット。

画像: ダニー・ウィレットのスウィング&ギア1/2

いったいどんな選手か分からない方も多いと思うので、今回は彼の経歴やどんなスウィングをしているのか? そしてどんなクラブを使っているのかを詳しく解説していきたいと思います。

最後まで読んでくださいね~!(^^)!

ドライバーからアイアンまでぜんぶ同じスウィング

画像1: ドライバーからアイアンまでぜんぶ同じスウィング

ちなみに、僕はマスターズの初日が終わった時点で、周りの人たちに、「ウィレットの優勝の可能性あるよ」って言っていたんです。

「終わったあとだったらそりゃ何とでも言えるわ~」(―_―)!! って声が聞こえてきそうですよね……。

いやいや、ちょっと待ってください!(ー_ー)!!

実際に、僕は今年3月に取材に行った「キャデラック選手権」で松山君と一緒に回っているウィレットのプレーを間近で見ていたんです。

画像: こちらはそのキャデラック選手権の様子

こちらはそのキャデラック選手権の様子

ショットはキレキレでグリーンを外さないわ、アプローチ、パットも卒なく寄せてくる。何よりいつもリズムが変わらないので、一緒に回っている選手はやりづらいだろうなと思いました。
本当にボギーを打ちそうにないんですもの。

画像2: ドライバーからアイアンまでぜんぶ同じスウィング

さらに今回のオーガスタは、3日目まで風が吹く予報でしたからね、実際その通りになりましたよね。ヨーロピアンツアーを主戦場にするウィレットにとって、風のゴルフは慣れたもの(-ω-)/

現に今回のマスターズは
2位タイにウェストウッド
4位タイにポール・ケーシー
7位タイにフィッツパトリック
10位タイにジャスティン・ローズと
イングランド勢が上位を占めましたよね。
↓     ↓     ↓    ↓

画像3: ドライバーからアイアンまでぜんぶ同じスウィング

でも本当に優勝するとは、びっくりです(;゚Д゚)


さてさて、前置きが長くなりました。
まずは、ウィレットがどんなスウィングをしているのか、見てみましょう。

まずはこちらからウィレットのスウィング動画をどうぞ

画像: Danny Willett swing sequence youtu.be

Danny Willett swing sequence

youtu.be

ちなみにこれは2014年5月に公開されていた動画なので、2年前のスウィングです。

そしてこちらが、今年の3月に撮り下ろしたウィレットのスウィング連続写真です。

まずは正面からどうぞ。

画像4: ドライバーからアイアンまでぜんぶ同じスウィング

続いて後方から。

画像5: ドライバーからアイアンまでぜんぶ同じスウィング

彼のスウィングのどこがいいのか、編集部にいるプロゴルファー・ 中村修 にスウィングを解説してもらいました。

「第一印象で、とっても体幹が強いと感じますね。 フィニッシュで止まったあとピクリとも動かない。 これは本当にバランスのいい証拠。下半身はガニ股に近い形で固定して、フェースローテーションを使わずに振り切っています。ドライバーからアイアンまで一貫してこのスウィングで同じリズムなので、 マスターズであれだけ風が吹いた中でもショットが乱れることがなかったのだと思います

なるほど~( ..)φメモメモ
では細かく見ていきましょうか。

まずは、アドレス~バックスウィング。

画像6: ドライバーからアイアンまでぜんぶ同じスウィング

少し低めに腰を落とし、ガニマタで構えています。
アドレスでモモに張りが見られるのは、やや体重がつま先寄りの母指球にかかっているから
下半身をどっしりとさせてフットワークは大きく使わない構えです。

そして かなりのフックグリップ ですね。
左腕とクラブが一直線になりその分右の肩は下がり気味で、横から握っているのでフェースがかぶりにくいはず。

腕や体よりもわきを締めながらヘッドから始動しています。
アーリーコックで、手首の角度を早めに決めることでスウィング中にその角度をキープできるメリットがあります

続いて後方。

画像7: ドライバーからアイアンまでぜんぶ同じスウィング

下半身の動きは静かで、 特に右ひざはトップまで微動だにしていません。
下半身をそのままに上半身をしっかりねじり、体の後ろ側の筋肉を伸縮させてバックスウィングのエネルギーを十分に溜め込んでいます。

腰の回転量と肩のラインのねん転差が大きく、下半身の筋力の強い真のアスリートの体を持っていると言えます
頭の位置、前傾角もアドレスの位置からまったく変わらない安定感のあるバックスウィング

続いてトップ~インパクト

画像8: ドライバーからアイアンまでぜんぶ同じスウィング

ダウンスウィングでは 左のヒザが微動だにしていません。
左への体重移動は少なく、頭の位置はビハインド・ザ・ボールをしっかり守り、体の開きもおさえられています

続いて後方。

画像9: ドライバーからアイアンまでぜんぶ同じスウィング

切り返し以降フェースは早い段階からボールに向いていて、インパクト前後のフェースのローテーションがほとんどないので曲がらないスウィングと言えます

最後にフォロー~フィニッシュ

画像10: ドライバーからアイアンまでぜんぶ同じスウィング

画像11: ドライバーからアイアンまでぜんぶ同じスウィング

フェニッシュに向けてスウィングスピードが加速しているので インパクトで力まずに大きなフォローでフィニッシュまで一気に振り抜けています。
前傾角が最後までキープされているので、オンプレーンのままインパクトゾーンが長く保たれています。

なるほど、なるほど~。
実は彼のスウィングを間近で見たときに、ステンソンと間違えたんですよね(@_@)
ガニ股で少し腰高、それにキャロウェイのキャップ、なんか似てません?

ダニー・ウィレットのスウィング&ギア2/2に続く

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