赤羽の「OK通り」、大宮「ナンギン」という強大なライバルに挟まれる浦和駅。「うなぎの蒲焼」発祥の地として知られるものの、呑兵衛的には両サイドの双璧に押され、ちょっとマイナーなイメージ…。

画像: 再開発が進む浦和駅東口。赤ちょうちん街も心なしか元気なく見え…ん!?

再開発が進む浦和駅東口。赤ちょうちん街も心なしか元気なく見え…ん!?

と思った方、いえいえ、浦和駅周辺は、再開発の波に呑まれることなく、知る人ぞ知るツウな居酒屋がどっこい生きているんです。埼玉3大飲み屋街紀行・最後は、「幻のお酒」が飲めるという「桜扇」をご紹介いたします。

画像: 桜扇 埼玉県さいたま市浦和区東仲町11-3

桜扇 埼玉県さいたま市浦和区東仲町11-3 

看板の文字の時点で、すでにウマそう…。それは置いておくとしてホイスハイボールって?

画像1: 荒川河川敷帰りの埼玉3大飲み屋街【3杯目】浦和で幻の酒と出合う

はやる気持ちを抑え、まずはお好みで焼鳥5本とビール。どれもカリカリジューシーで、焦げ目の付き方もバッチリ。

画像2: 荒川河川敷帰りの埼玉3大飲み屋街【3杯目】浦和で幻の酒と出合う

カウンター裏で、オーダーして欲しそうにおでんたちがしていたので救出。くぅーっ! もう我慢できない!

画像: 「はいよ! お待ち~」の声とともにドン! と置かれたホイスハイボール。一体どんな味がするのだろう。

「はいよ! お待ち~」の声とともにドン! と置かれたホイスハイボール。一体どんな味がするのだろう。

じゃーん。こちらが「幻のお酒」ことホイスハイボール。まだ庶民にとって高嶺の花だったウィスキーに似せた味を作ろうと、東京・白金の酒屋さん「後藤商店」の社長さんが生み出したのがホイス。ホイス4に対し、焼酎6、炭酸水10を合わせるのが黄金比とされているようです。

名前の由来を調べてみると、「ウィスキー」をもじり「ホイスキー」という名前になったそうですが、それを略して「ホイス」となったようです。現在でも小売りがされておらず、口にできるお店が限られているというのが「幻の酒」たる所以。口にしてみるとまさにハイボール、鼻を突く薬草の香りが心地よく、さっぱりとした後味です。これにおでんに合わないわけがありません。

3回に分けてご紹介した、昭和の香り残る赤ちょうちん街。都心近くにこんなお店が残っているのを見ると、何となくうれしくなりますね。

画像: 浦和ゴルフ倶楽部 埼玉県さいたま市桜区新開3-13-1 大久保昌設計の林間コース。

浦和ゴルフ倶楽部 埼玉県さいたま市桜区新開3-13-1 大久保昌設計の林間コース。

浦和駅から近いゴルフ場といえば、車で15分ほどにある「浦和ゴルフ倶楽部」。昭和37年開場の老舗コースらしく、ホール間は高い木々でセパレートされ、ここが河川敷であるということを忘れてしまいそう。古き良き「武蔵野」の面影を残すコースで、昼間は思う存分、汗を流したいですね。

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