埼玉県の利根川河川敷ゴルフ場を回った帰り、ぜひ寄って欲しい場所があります。それがこちら東北自動車道・上りの羽生PA。ここは江戸の街並みが再現されているという、歴史好きゴルファーにとって、この上ないテーマパークなのです。

画像1: 「キミって歴女だったよね」羽生PAに江戸の街が出現した!

本線からパーキングエリアに入ると、初見の人にとっては目を疑う光景。駐車スペースの向こうに江戸の町並みを再現したという光景が広がります。思わず頭のなかに「?」が並ぶシュールな光景ですが、これには理由が。

ここ羽生パーキングは、昭和を代表する小説家・池波正太郎の生誕90週年にあたる2013年に代表作「鬼平犯科帳」の世界観を再現した『鬼平江戸処』としてリニューアルオープン。東北自動車道は江戸時代の日光街道~奥州街道のいわば現代版。PAの近くには、江戸時代、『栗橋関所』があり、東北方面から江戸へ向かう入り口としてのゲート的な役割を持っていました。そんな背景を考えると、羽生パーキングは、現代版、東京への関所といったところでしょうか。

画像2: 「キミって歴女だったよね」羽生PAに江戸の街が出現した!

中へ入ってみると、これまた独特な空間。天井に見える空は、青~オレンジに変化し、江戸の一日が再現されています。そしてお土産コーナーも凝った作りに!

画像3: 「キミって歴女だったよね」羽生PAに江戸の街が出現した!

まるで縁日のような演出がほどこされた土産コーナーは、地のものがいっぱい。この日は平日にもかかわらず、多くの観光客でごった返していました。

画像4: 「キミって歴女だったよね」羽生PAに江戸の街が出現した!

奥にはフードコートがあり、軍鶏やうなぎ、海の幸や蕎麦屋などバラエティ豊富。写真は『本所さなだや』でたのんだ辛味大根おろしそば。揚げたての桜えびと辛み大根が乗った蕎麦は北海道産のそば粉とのこと。ちょうど良い辛みとそば粉の香りで「ウマい! 」のひとこと。特に真夏日のラウンド後に食べれば、体が一気にクールダウンされますね。

本当に江戸時代にタイムスリップしたかのような建物たちの数々は、当時の面影を再現するため、『エイジング加工』が施されているとのこと。新しい物を古く見せるための加工手法ですね、USJや東京ディズニーランドなど、テーマパークでよく使われる手法です。

画像5: 「キミって歴女だったよね」羽生PAに江戸の街が出現した!

せっかくなので、近くの栗橋国際カントリー倶楽部で回るのも良いですね。ここは河川敷ながら、小誌連載でもおなじみ江連忠プロ監修のもと設計されたコース。戦略性あふれる18ホールは競技も多く開催され、腕を磨くには最適なコースです。一緒に回った女性が「歴女」だったりしたら、帰りに羽生PAへ寄れば、良いことがあるかも…。

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