難しいけれど打てるとうれしいロブショット。ロブショットは難しいと敬遠されがちですが、じつはクラブの性能を活かせば想像している以上にやさしく打てます。アダムの言うように「クラブの性能を信じて打つ」。勇気が必要なショットですが身につければ強力な武器になりますね。

フェースを開いてバウンスをつけよう

コツは 「フェースを目一杯開くこと」 とアダム。「開けば飛びすぎないから安心して振り抜けます」

画像: フェースを開いてバウンスをつけよう

加速させながらインパクト

ロブショットで重要なのが 「思いきりの良さ」 。躊躇するとミスに繋がるので勇気を持ってインパクトの先でヘッドを走らせたい。加速させながら打つべし!

フェースはオープンのまま、クラブをボールの下に潜らせることで球がフワッと上がる。「球の赤道より上を打ったらノーチャンス。赤道より下に正確にヘッドを入れましょう」

フルショットと同じ大きなスウィングでもフェースを開いているから飛ばない。距離感は練習で養いたい。


アダムのいう通り フェースを思いきり開く のが1つの大きなポイント。開くことでウェッジにバウンスがつきます。バウンスがつけばヘッドを上から打ち込んでもソールが滑って球をふわりと浮かせてくれるのです。

さらにアドレスにもう1つのポイントが。通常のピッチ&ランのようにハンドファーストに構えるとバウンスが減るので、グリップは体の中心、つまり “ハンドレイト” に構えるのが正解。フェースを開き、手を中に入れることでバウンスが効きヘッドの抜けがよくなります。

難しさを排除する構えを作ったところで、あとは上からヘッドを打ち込めばいいだけ。ただしすくい上げるのは禁物です。クラブの性能を活かせば、多少アバウトに打っても憧れのロブショットが打てますよ!

2013年6月号より一部抜粋。写真/姉崎正

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