ケンジロウです。リオからお届けしています。

まずはこちらから。

画像: 【リオ五輪女子ゴルフ速報】野村はメダルにわずかな望み大山は悔し涙がホロリ(T_T)

こんなブラジル美女たちが観戦に来ていた、女子の3日目が終わりましたf^_^;)

今日は今までの2日間とは一転、お昼前ごろから風が吹き始め、お昼をすぎた頃にはかなり強い風になりました。

その風が吹かないうちにスコアをうまく伸ばしたのが、世界ランク1位のリディア・コー。前半4つのバーディに加え、8番のパー3ではなんとホールインワン。

画像: さすが世界ランク1位のプレーをみせたリディア・コー

さすが世界ランク1位のプレーをみせたリディア・コー

今日の8番ホールはピンが左に振ってあって、難しかったんですがね。まだ風が弱いうちに、エースを決めました。後半は風に耐えてパープレー。今日は6つスコアを伸ばして、一気に2位タイ(9アンダー)まで浮上しました。

画像: こちらはパク・インビ。首位のまま最終日へ

こちらはパク・インビ。首位のまま最終日へ

首位はパク・インビが堅守。今日は風の中で1アンダーで回りました。試合後のコメント。

「とってもタフなコンディションで、一日耐え忍びました。パッティングがとってもよくて、この風の中で6バーディはできすぎです。昨日までの2日に比べてショットは余りよくなくて、けっこうミスをしていましました。風の中ミスを抑えようと我慢しましたが、なかなか難しかったです」

そして続けました。

「でもこのポジション(1位)には満足しています。最初の3ホールでバーディと非常にいいスタートでしたが、タフなホールの後半の10から13番を上手く乗り切ることができなかった。でも幸運なのは、ミスからいくつか学んだということ。それが明日のバックナインで必ず生きると思います」

むむむ、なかなか自信を持ったコメントですね(~_~;)これはインビの金メダルは堅いか!?

男子のローズVSステンソンのように、女子もインビとリディア・コーの一騎打ちになりそうな予感がしますよね。さぁ、どうなることやら(+_+)

大山は崩れて
悔し涙がホロリ

画像1: 大山は崩れて 悔し涙がホロリ

さて、日本人選手の情報です。9時にスタートした大山志保は、前半3つのボギーを打ち、後半も流れが作れずに今日は6オーバー、トータル5オーバーの41位タイ。今日は大山のトレードマークであるガッツポーズがなかなか見られませんでした。

画像: パットでリズムが狂い、ショットにも影響が出た大山

パットでリズムが狂い、ショットにも影響が出た大山

試合後のコメント。

「パットの距離感がまったく合わなくなって。特にロングパットがおかしかった。軽く打ったつもりがいっちゃって。2番で(ウェイストエリアで)素振りした時に葉っぱが落ちちゃって、ペナルティだと思ってしまって……。キャディはペナルティじゃないというので、ホールアウト後に競技委員に確認しようとしてそのまま2打目を打ったんです。もうペナルティのつもりでグリーン上にもいっていたので、そのあとのパットに集中できなくて……」

2番では確かにロングパットをだいぶオーバーしてしまった大山。

画像: ロングパットの距離感がまったく合わなかった

ロングパットの距離感がまったく合わなかった

そして続けます。

「今日は悪いのがすべて出てしまいました。ずっとパットの調子が良くなくて、こっちに来てから丸山コーチや小林浩美さんにも見ていただいて、だいぶよくなったかなと思っていたんですけど。まだ本来の調子じゃなかったんです。ベストをつくせるように試行錯誤しながら練習していたんですけど……、うまくいきませんでした。でもこれでも今日は我慢した方で、今までのようにダメだダメだと思っていたらもっと悪いスコアになってたと思います。でもこれが自分の実力とは……」

とここで、大山プロはコメントを続けることができなくなってしまいました。

画像2: 大山は崩れて 悔し涙がホロリ

この舞台に立ちたかった女子プロたちの思い胸にやってきて、そして日の丸を背負うことのプレッシャーもあり、自分の怪我との闘いで葛藤もあったことでしょう。いろんな重圧の中で戦ってきた大山選手、メダルが届かない位置になって、思わず涙が出てしまいました。

しばらくの沈黙のあと、最後は言葉を絞りだして応えてくれました。

「メダルは全然届かない位置になってしまいましたが、なんとか頑張らないと。あとは自分との戦いです」

あと1日、もう失うものは何もないので、いつもの“イケイケのゴルフ”で大暴れしてほしいですね!(^^)!

野村はメダルまで
6打差の位置で最終日

画像1: 野村はメダルまで 6打差の位置で最終日

続けて大山より1時間あとにスタートした野村敏京。1番でバーディ発進したかと思うと、2番はボギー、6番でまたバーディが来たかとおもうと7番で3パットのボギー。なかなか波に乗れないまま結局今日は1オーバーでフィニッシュ。15位タイでトップまでは8打差、銅メダルまでは6打差。メダルは正直、厳しい位置になってしまいました(;´Д`)

画像: 風の中よく耐えていたが‥

風の中よく耐えていたが‥

「14、15と連続ボギーのあとに、16番はバーディが欲しかったんですが、2打目で思い通りに打てなくて。いつもなら簡単にバーディが獲れるような状況だったんですが、やっぱりオリンピック代表というプレッシャーなのか、思い通りに打てずに強く入ってしまった」

画像2: 野村はメダルまで 6打差の位置で最終日

風の中も表情を崩さずに淡々とゴルフをしているように見える野村。バーディをとってもボギーを打っても、さほど気持ちの変化がないのが彼女の強さだと思ってみていましたが、やはり国を代表するプレッシャーを、大きく感じていたんですね。

野村は続けます。

「明日は今日よりもうちょっとスタートが早いので、風がないうちに前半頑張りたいです。そうすればチャンスもあると思います」

画像: 小谷実可子さんからインタビューを受ける野村。小谷さんと同じメダリストを目指して欲しい

小谷実可子さんからインタビューを受ける野村。小谷さんと同じメダリストを目指して欲しい

まだメダルを諦めていない野村、今日のリディア・コーのように前半で爆発すれば、まだまだメダルは可能性があります。なんとかゴルフからメダルホルダーを出してほしいデスね。

頑張れニッポン!

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