2015年に日本オープンを制した小平智プロが、PGAの主役5人のスウィングの見どころを教えてくれた。第四弾はJ・デイです。

 

小平智 ツアー初優勝がツアー選手権で、3勝目が日本オープンと大舞台で力を発揮する強者。スウィング精度の高さはプロ仲間からも評判

ジェイソン・デイ(9月14日現在)、世界ランキング1位、メジャー1勝の28歳。今季3勝で賞金ランキングも2位と世界ランキング1位にふさわしい活躍。プレーオフ最終戦で10億円をゲットする最有力選手だ。

アドレス
グリップはややストロング

グリップは右手と左手の向きが平行にそろっているきれいなグリップ。軸を少し右に傾けていて右に少し多く体重がかかっている。

バックスウィング
右股関節がストッパー

右腰が流れることなく、その場で回転している。

トップ
手の位置が高い

左の肩が高い位置に回るアップライトなトップ。手の位置も高い。左腕を少し緩めていて、腕のリラックスが見て取れる。

ダウンスウィング
エネルギーは下方向に

下半身は左へシフトしながら腰を切り、上体は開かない。アップライトなトップからエネルギーが下方向に向かう。

インパクト
右足の粘りがヘッドを加速させる

頭をしっかり残しながら鋭く腰が切れて、右足も粘る。パワーとスピードが感じられる。

フォロー
頭は後方に戻る

フォローでは、頭が後方に移動していることから、クラブと引っ張り合いクラブヘッドを加速させている。頭の高さもやや低く沈むことで、浮き上がらずに前傾角をキープしている証拠。

フィニッシュ
シャフトがしなるくらい振り切る

アップライトな軌道で大きく高くヘッドを振りぬいている。フィニッシュでシャフトが右肩に当たってしなるほど、加速状態でフィニッシュを迎えている。

J・デイのドライバー連続写真

いかがでしたか? 次回の最終回は復帰戦が発表されたタイガー・ウッズのスウィングを解説してもらいましたよ。お楽しみに!

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