キャロウェイの「グレートビッグバーサ」といえば、松山英樹が使用したことで爆発的に知名度を上げた“旬”のドライバー。その後継機と思しき「謎のドライバー」が、USGA(全米ゴルフ協会)のコンフォーミング(適合)リストに載った!

「GBB EPIC」という3種類のドライバー

実際の写真をご覧いただこう(写真はすべてUSGAのコンフォーミングリストより)。GBBといえばグレートビッグバーサの略称。そこに「EPIC」という言葉が付されている。エピックという言葉には“叙事詩”“壮大な”といった意味や、若者言葉的に“最高”といった意味があるという。

ソールの写真しかないので多くのことは分からないが、現行モデル同様にソール後部にはスライド式のウェートが取り付けられ、ドロー、フェードを打ち分けられる仕様のようだ。ホーゼル部分にも調整機能が見受けられる。ソール中央部はカーボン素材のようで、このあたりはカーボン使いが巧みなキャロウェイらしいデザインと言えそう。

画像: GBB EPIC。どことなく精悍な顔つきをしていそうな気配 www.usga.org

GBB EPIC。どことなく精悍な顔つきをしていそうな気配

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調整機能がない? GBB EPIC STAR

USGAのリストに掲載されたのは3モデル。続いては「GBB EPIC」の下に「STAR」の文字がついたモデル。こちらはどうやらホーゼル部分に調整機能がないようだ。一枚目の写真の「GBB EPIC」に比べてソール面が幅広なようにも見えるが……。

画像: GBB EPIC STAR。ホーゼルの調整機能がないように見えるが……?

GBB EPIC STAR。ホーゼルの調整機能がないように見えるが……?

3モデルに共通する「脱獄テクノロジー」とは⁉︎

3つ目のモデルは「GBB EPIC SUB ZERO」。こちらは他の2モデルと違いソール後方のスライド式ウェートを持たないモデルのようだ。その代わりにソール前方と後方にそれぞれビス型のウェートが埋め込まれており、こちらは調整可能となっているのかもしれない。

画像: 「GBB EPIC SUB ZERO」ソール後方のスライド式ウェートがない www.usga.org

「GBB EPIC SUB ZERO」ソール後方のスライド式ウェートがない

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3モデルに共通しているのは、ソール前方の「JAIL BREAK TECHNOLOGY」という文字。この部分だけ、ソールの色も異なって見える。ジェイルブレイクといえば「脱獄」という意味。なんとも穏やかでない表現だが、その意味するところはなんなのか、現時点では推測することしかできない。

ただ、フェース面にほど近い位置に搭載された機能であることは間違いがなさそうで、そうであればきっと“飛び”に関するテクノロジーであることが予想される。そして「脱獄」という刺激的な言葉……そこには今からワクワクしてしまう響きがある。

正式に発表されれば話題となることは必至のこのクラブ。「みんなのゴルフダイジェスト」でもウォッチしていきたい。

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