2016年12月20日(火)、国内女子ツアーで顕著な成績をあげた選手などを表彰する「LPGAアワード」が都内のホテルで行われた。2015年に引き続き、イ・ボミがLPGAメルセデスベンツ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)、賞金ランキング1位、平均ストローク1位の三冠に輝いた。
画像: 華やかな衣装に身を包んだ女子プロたち

華やかな衣装に身を包んだ女子プロたち

こんにちは! バンキシャS田です(*^-^*) 男女・シニアともにツアーも終えて、年末はプロたちもイベントに引っ張りだこ。その中でも女子ツアー最大のイベントがこの“LPGAアワード”なのです。昨年に引き続き、イ・ボミプロが賞金女王、メルセデス・ランキングトップ、平均ストローク1位に輝き「三冠」を連覇。まずは強くてカワイイ“スマイルキャンディ”ボミちゃんのコメントをご紹介します!

Q:三冠王に輝きました。

「ありがとうございます! 去年も言ったけど、チームのおかげだと思います。前半は(リオ)五輪に出られず、後半はスケジュールがハードでしたが、(三冠を獲得できたのは)チームが助けてくれたおかげだと本当に思います。ストロークの最少記録は、尊敬しているアンソンジュ選手の背中を見ながら頑張ってここまでこれました。(今年は70.0922だったが)来年は60台を出せるように頑張ります」

Q:(免許を持っていないが)昨年のメルセデスランキング1位の副賞のベンツはどうした?

画像: 最高の笑顔を見せてくれたボミプロ

最高の笑顔を見せてくれたボミプロ

「会社に置いてあります。ベンツ何台もらったんですかワタシ(笑)。選手のうちは体を大切にしたいので、引退したら免許をとっていっぱい乗ります」

Q:行きたいコンサートは?

「日本のアーティストでは安室奈美恵さんがカワイイし、中島美嘉さんの歌も好きです」

Q:今年1年を振り返ってどう?

「今年1年を振り返って、賞金女王というのは想像できなかった。本当はすごく不安だった。お母さんにゴルフ難しいから休みたいと言ったこともあった。そんな時もお母さんや仲間が支えてくれてここまで頑張ってこれました」

Q:2015年のLPGAアワードで「ライバルはゴルフ場」と言っていましたが、今年のライバルはどこのゴルフ場でしたか?

「今年一番のライバルはマスターズGCでした。来年の目標は……少しでも成長できるように頑張りたい。ファンのみなさん、スポンサーのみなさん、応援ありがとうございました、これからも頑張っていきますので、暖かい声援をお願いいたします」

最後まで、周りの人への感謝の気持ちを忘れないボミちゃんのコメントに、S田も聞きながら涙が出そうでした……。

また、新人賞に輝いたのはささきしょうこプロ。大東建託・いい部屋ネットレディスで初優勝を決めました。初優勝を決めた7月31日は1年前にささきプロがプロテストに合格をした記念すべき日。そんな日にちにも運命を感じたというささきプロが見事新人賞に輝きました。

画像: 着物姿がよく似合っていました

着物姿がよく似合っていました

「勝ったことで、プロとしての自覚もさらに強くなり、常に人に見られているという意識を忘れずこれからも頑張っていきます」(ささき)

敢闘賞は畑岡奈紗プロ。日本女子オープンでアマチュア初、それも17歳263日と史上最年少でのメジャー優勝を達成。米女子ツアーのファイナルQT(最終予選会)にも通り、2017年は海の向こうのアメリカを主戦場に戦っていく決心をした畑岡プロが敢闘賞を受賞しました。

画像: LPGAオフィシャルパートナーの資生堂のスタッフにメイクをしてもらって、少し恥ずかしかったです

LPGAオフィシャルパートナーの資生堂のスタッフにメイクをしてもらって、少し恥ずかしかったです

「今までで一番充実した1年。優勝できたのがよかった。将来は周りの方々への感謝を忘れずにたくさん勝てる選手になりたいです。(有名になったら会ってみたい人はいますか?)ジャイアンツの坂本選手に会いたいです」(畑岡)

2年連続で三冠を達成したボミプロは、今年はメディア賞とLPGA資生堂ビューティー・オブ・ザ・イヤーも受賞し、五冠を達成! という結果となりました。

これでLPGAの年内の行事はすべて終了。しばし寂しくなりますが、また来春、みなさんの素敵な笑顔が見られますように!

<2017年 LPGAアワード 各賞の受賞者>

■LPGAメルセデスベンツ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー:イ・ボミ(623ポイント)
■賞金ランキング第1位:イ・ボミ(1億7586万9764円)
■平均ストローク第1位:イ・ボミ(70.0922)
■新人賞:ささきしょうこ
■敢闘賞:畑岡奈紗
■メディア賞『ベストショット』部門:イ・ボミ(ヨコハマタイヤプロギアレディス最終日18番で見せたベタピンのスーパーショット。自身でも「100回打っても1回しかできないショットだった」とコメント。1打差で追っていたイ・ボミはこのスーパーショットで首位に追いつき、プレーオフの末、今季の初優勝につなげた)
■メディア賞『ベストコメント』部門:福嶋浩子(『まぐれだとは言われたくない。私以外の107人に恥ずかしくないプレーヤーになりたい』来季の目標は『今年よりもハードルも上がるし、レベルも上げていかなければいけない。私らしくコツコツと頑張っていきたいと思います』)

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