2017年12月22日は冬至。1年で最も日が短い日だ。この日を境にまた日は伸びるのだが、冬ゴルフで付き物なのが、午後2時過ぎ頃からの「逆光」問題。ただまぶしいだけでなく、なんとなくミスも誘発するような……そんなとき、どうすればいいの!?

逆光対策にはまず逆光時にどのようなミスが出やすいかを知ることから。プロゴルファーであり、みんなのゴルフダイジェスト編集部員でもある中村修に聞いてみた。

「冬の逆光で怖いのは、ヘッドアップのミスが出やすくなることです。まぶしさから逃れようとするためか、ついつい顔が上がりやすくなってしまう。その結果、体が開き、フェースが開いてスライスしやすくなってしまうんです。逆光でミスをして『俺のボールどこ行った!?』と言っているときは、多くの場合右に飛んでいます(笑)」(中村)

画像: 冬場の逆光、これが地味〜に困りものだ

冬場の逆光、これが地味〜に困りものだ

また、俗に「逆光だとショートしやすい」とも言われるが、ヘッドアップするとフェースが開き、ロフトが寝た状態でインパクトを迎えるため飛距離が落ちるのだろうと中村は分析する。ターゲットを見るのもまぶしいので、それによって距離感が狂うことも見逃せない。

「対策ですが、同伴者、できればキャディさんに『ボールがどこに飛んで行ったか見ておいて』と頼むのが、実は有効なんです。ボールの行方は同伴者にお任せして、自分はヘッドアップせずボールに集中。ショートしやすいことを視野に入れて、一番手大きいクラブを持つのも忘れないでください」(同)

ただでさえスコアが出にくい冬ゴルフ。些細なことだが、これで守れるスコアもあるのだ。

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