2016年の樋口久子レディス練習日。練習場に現れた堀琴音はおもむろにクラブを2本とってヘッドの向きを交互にし2本一緒に振り始めた。これってどういう効果があるの?

こんにちは! バンキシャM子です('◇')ゞ ツアーがなくて寂しい寂しいと言っていたら、気づいたらもう女子ツアーの開幕もすぐそこ! 早いです。残念ながら私は開幕戦には行けませんが、行った試合のバンキシャはしっかりと勤め上げていきますからお楽しみに!

ということで、昨年取材したけど記事にできていなかったものをご紹介していきます。

あと一歩のところで優勝を逃し、悔しい思いをしてきた堀琴音プロ。堀琴音プロは練習場で一番最初に何を振るのか調べてきました。

クラブ2本でゆっくり素振り

画像: クラブ2本でゆっくり素振り

クラブ2本で素振りと言えば、前回ご紹介した森田遥プロと同じですね。筋肉にクラブ1本分余計に負荷をかけることで、脳に“重いものを振るんだよ、その後に振るクラブは軽くて速く振れるよ”という指令を与えることになります。そうすると“振れる”ようにもなりますし、筋肉が準備をするのでケガもしません。もちろんストレッチの効果もあるそうです。

このあと堀琴音プロは江連忠コーチからずっと指導されていた片手打ちを一通りこなしたあと練習ラウンドへ行きました!

画像: 左手で右腕を押さえての片手素振り

左手で右腕を押さえての片手素振り

この素振りを本人に聞いてみたところ「昔からやっていたルーティンだからやらないと気持ち悪いんですよね」とのことでした。またこの片手素振りの効果をみんなのゴルフダイジェスト編集部員でプロゴルファーの中村修に聞いてみたところ、次のように分析しています。

「この片手素振りの効果としては、手首の角度をキープしながら体の回転で打てるので、右手の正しい使い方を身につけられます。この写真を見ると、左足が伸びてしっかり荷重されています。左足を軸にクラブを体の正面に保ったまま回転した形で、すごくいいですね」(中村)

実は森田遥プロが2本素振りをしているという取材をした時にこれはいいと思って私も練習前に真似していたのですが、今度はこの片手素振りも真似してみようかと思います。

みなさんもぜひやってみてくださいね!

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