気になる1本をクラブ設計家・松尾好員氏と堀越良和プロが試打して徹底分析! 今回は、プロギアから満を持して発売された「RS2017」。こちらの1本、その性能やいかに!?

2016モデルよりさらに進化。『間違いない』ドライバー

2016年の「RS-F」が発売後にルール適合外になるという憂き目にあったプロギアが、満を持して2017年6月9日に投入した「RS2017」。

クラブ設計家・松尾好員氏の計測によると、「クラブ長さは実測で45.38インチとやや長く、クラブ重さも実測で307.3グラムとやや重いので、クラブの振りやすさの目安となるクラブ慣性モーメントが290万g㎠と大きくなり、ヘッドスピードが45m/sくらいのゴルファーがタイミングよく振れる設計となっています」

画像: マイナス1度のロフト変更や、ウェート位置を交換することで弾道の調整が可能に

マイナス1度のロフト変更や、ウェート位置を交換することで弾道の調整が可能に

また、松尾氏はこう続ける。

「ヘッドは2016年モデルと同様、横幅が非常に広い形状で、深い重心深度と高弾道が想像でき、きれいなスクェアフェースなのも特徴です。気になる反発係数ですが、R&Aが認めたとおり、SLE規則適合ヘッドだということを実測できたので、今回は間違いないと思います。スクェアフェースで構えやすく、安定した弾道で飛ばしたいゴルファーには“買い”ではないでしょうか」

ヘッドスピード43m/sで270ヤードも夢じゃない!?

続いては、ロフト10.5度、標準のM43シャフト仕様のクラブを実際に試打してみたお2人の感想を聞いてみよう。まず松尾氏は、「シャフトは16年モデルよりも少し硬く、しっかりした感じでフィーリングもいいです。そして16年モデル同様にフェース面のスウィートスポットは高いのですが、そのおかげで適度なバックスピンを得やすく、また大きなヘッド慣性モーメントで弾道が安定し、スコアメークがラクになりそうです」と分析。

画像: アドレスしやすいスクェアフェースが魅力

アドレスしやすいスクェアフェースが魅力

いっぽうの堀越プロは、「アドレスしやすいクラブフェースで、ルール適合内のクラブとは思えないくらい初速が出るのが特徴です。ヘッドスピード43m/sのゴルファーでも芯に当たれば、ランを含めて270ヤードに届くのではないかと思うほどです。シャフトとヘッドのマッチングがよく、ドローを打つのに最適なクラブと言えます。ミスショットにも強く、トウ寄りに当たったとしてもそこまで飛距離のロスは少ないです」とコメントしてくれた。

画像: 適度なバックスピンが得られる高いスウィートスポット設計

適度なバックスピンが得られる高いスウィートスポット設計

最後にこのクラブにマッチするゴルファー像を問うと、「振り切れる気持ちよさもあって、中上級者に好まれると思います」と堀越プロ。同様に松尾氏も「インパクト音が引き締まり、上級者が好む打音になっており、打っていて気持ちが良い感じです」と教えてくれた。

詳しいスペックは、週刊ゴルフダイジェスト6月27日号「プロギアファイリング」をチェック!

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