ブリヂストンが春先からツアーでテストを繰り返していたニューモデル「P01-7」の正体が、2017年7月4日、セガサミーカップの練習日に明らかになった。その正体は、大ヒットモデルの後継機となるニュー「JGR」。大注目のこのクラブを、片岡大育がテストしている現場を発見。直撃取材した。

それは、大ヒットドライバーの後継機だった!

「やばい……めっちゃいいっすね」

2017年7月4日、ブリヂストンのニューモデルを打った片岡大育がこうつぶやいた。実は片岡、ツア−2勝目を挙げるなど絶好調だった2016年の秋に使用していたエースドライバー“JGR”を破損してしまい、それ以降はエースドライバーに“いちばん近いドライバー”を使用。いわば、エース不在の状態での戦いを余儀なくされていた。

画像: 片岡大育も好感触! ウワサのドライバー「ニューJGR」試打【セガサミーカップ】 www.youtube.com

片岡大育も好感触! ウワサのドライバー「ニューJGR」試打【セガサミーカップ】

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そんな片岡がついに“エース越え”を果たすときがきたかもしれない。そのドライバーは図らずも壊れてしまったかつてのエース「JGR」の新製品であるニュー「JGR」だというから運命的だ。

画像: よーく見ると、ヘッドのヒール寄りに「TOUR B」の文字がある。一方、トウ側には大きく「JGR」という文字がデザインされている。というわけで、この新しいJGRは「TOUR B JGR」なのかもしれない

よーく見ると、ヘッドのヒール寄りに「TOUR B」の文字がある。一方、トウ側には大きく「JGR」という文字がデザインされている。というわけで、この新しいJGRは「TOUR B JGR」なのかもしれない

ちなみにこのニューJGR、仮の名前を「P01-7」と呼ばれており、引退を表明する前の宮里藍がテストで好感触を覚えていたことをかつて本サイトでも報じたことのあるモデル。それがベールを脱いだ格好だ。

画像: 「ボールが上がりやすい」と片岡が言うだけあって、形状はややシャローバック(後ろが薄い)か

「ボールが上がりやすい」と片岡が言うだけあって、形状はややシャローバック(後ろが薄い)か

7月末に公認リストに掲載予定

「今日打ったクラブ、すごく良かったです。つかまりがいいし、球の高さも十分に出る。フェースへの食いつきが良いのに、弾いている感じもして、すごくいいですね。そしてなんといっても打音がいい。締まっているんですが、透き通った音がします」

そう絶賛した片岡だったが、実はこのクラブ、まだゴルフのルールを統括するR&Aの“公認ヘッドリスト”には未掲載。リストオンは2017年7月27日開幕のダンロップ・スリクソン福島オープン頃になりそうで、しばしの間片岡は“おあずけ”状態になる模様。

「福島までに、じっくり打ち込んでおきます!」

画像: ついに新エース誕生か!? 片岡も思わずニッコリ

ついに新エース誕生か!? 片岡も思わずニッコリ

そう宣言した片岡の表情からも、このドライバーの性能はかなり良さそう。まだまだ発売日等は発表されていないが、JGRといえば前作はそのつかまりの良さが評判となり、大ヒットとなった人気モデル。

編集部の「早く打ちたいリスト」に、またしても太字で書くべきクラブが加わった!

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